ディジー・ライトは、シャンパンが好きすぎる(Dizzy Wright - "Champagne Service")

Writer:@raq_reezy

こんにちは。

さて、今回はなかなか中毒性の高い「Champagne Service」という曲を読んでいきたいと思います。

ミュージックビデオもおしゃれです。

サビでは、スヌープドッグを思わせるようなスムーズなフロウを披露、1曲を通じて「シャンパンが好きだ」ということが、ひたすら歌われています(笑)。

さて、Dizzy Wright(ディジー・ライト)は、1990年代生まれのラッパー。

2011年に、ラッパーHopsinが主宰するインディペンデントレーベルにジョイン。アルバムやEP、ミックステープなど、積極的にリリースを続けてきました。

そんなDizzy Wrightが3月にリリースした新作アルバムが「Champagne Service」も収録されている『Nobody Cares, Work Harder』です。

詳しい説明は、Playatunerさんの記事をぜひお読みいただければと思うのですが、「Champagne Service」も、彼の持ち味である「グッドヴァイブス」がビシビシと感じられる1曲です。

そんなDizzy Wrightだが、彼のラップと語る上で最も重要なのは「グッドヴァイブス」であろう。ウィードを吸い、問題から逃れ、とにかくポジティブに生きる様子がファンを魅了するのだ。そのポジティブさと鋭いラップのバランスが素晴らしい。
ウィードと平和を題材にした曲が多く、西海岸とヒッピー文化に影響されているのが伝わってくる。さらに下記の動画ではサイプレス・ヒルのBリアルとスモークをしながら、自分のウィード感について語っている。

というわけで、内容を見ていきたいと思います。

コーラス

I got the joints and the Backwoods burning (Got 'em burning)
Still moving like the wheel's still turning (Still turning)
I got the joints and the Backwoods burning (Got 'em burning)
Still moving like the wheel's still turning (Still turning)
When I come, I need champagne service (Hell yeah)
When I come, I need champagne service (Hell yeah)
When I come, I need champagne service (Hell yeah)
When I come, I need champagne service (Hell yeah)

【意訳】
俺はジョイントを持ってる、森林は燃えてる(燃やしてやったぜ)
俺は動き続けるぜ、タイヤが回り続けるように(回り続ける)
俺はジョイントを持ってる、森林は燃えてる(燃やしてやったぜ)
俺は動き続けるぜ、タイヤが回り続けるように(回り続ける)
俺が来たら、シャンパンをサーブしてくれ(そうさ)
俺が来たら、シャンパンをサーブしてくれ(そうさ)
俺が来たら、シャンパンをサーブしてくれ(そうさ)
俺が来たら、シャンパンをサーブしてくれ(そうさ)

*「森林は燃えてる」という表現は、大麻をたくさん燃やしているからでしょうか。

*自分が来たら、シャンパンを注いでくれということが繰り返し歌われています。全然本題とは関係ないのですが、正しいシャンパンのサーブの仕方という動画を見つけたので、一応貼っておきます(笑)

1バース目

(Come on) I'm just tryna sip that Bel Air
Get that white and gold bottle
That's my favorite if you grab one, yeah (Yeah, yeah)
Always staying wavy with my brodie-bros
Or wavy with my queen, I got a bad one, yeah (Yeah, yeah)

【意訳】
(いくぜ)
俺はLuc Belaireのシャンパンを飲もうとしてるのさ
あの白と金色のボトルを持ってこい
それが俺の好物さ、一本掴んできてくれ
いつだってイケてる兄弟たちとwavyでいるのさ
それか俺の女王様とね、めちゃめちゃバッドな女性さ

*Bel Airは、フランスの「Luc Belaire」のシャンパンです。ミュージックビデオの中でも登場していますね。

*イケてる友だちやガールフレンドとシャンパンを楽しむようです。

Young and free, livin' wild and I'm down with it (Down with it)
I'm up for the challenge, let's get the crowns fitted (Right)
Then I bought a recorder, go ride around in it (Ride around in it)
The money gettin' longer and I'm proud of it

【意訳】
若くて自由、ワイルドに生きてるぜ、俺のやり方さ
俺はチャレンジする、王冠をこの頭に乗せようぜ
それで、俺はレコーダーを買った、それで乗り出したのさ
どんどんお金が増えていった、俺はそれを誇りに思ってるぜ

*「若くて自由、ワイルドに生きてるぜ」というのは、Snoop DoggとWiz KhalifaがBruno Marsを客演に招いたヒットソング「Young, Wild and Free」からだと思われます。

*王冠を手に入れるために、ラッパーとしてのキャリアを歩み始めた様子が描かれています。

In my 20s I've been giving niggas call sheets (What?)
Been fuckin' with the stocks, Wolf of Wall Street (What?)
Now I get the sloppy toppy 'til my balls leak
Then I go and rip a show, they heard a boss speak

【意訳】
20代の頃、俺は進行予定表をみんなに渡してた
それから株と戯れてた、ウルフ・オブ・ウォール・ストリートさ
今では、キンタマが漏れるまで、最高のセックスをしてる
それから、ショウをかましてやるのさ、ボスの声を聴かせてやった

*call sheetsとは、撮影現場などで渡す進行予定表を指すようです。そのような仕事をしていたのでしょうか。

*株にも手を出していたようです。『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』はデカプリオが主演した映画ですね。なお、ウォール・ストリートで働いていた知人は「実際のウォール・ストリートはあんなのじゃない!金融のイメージを悪くしている」と怒っておりました(笑)。

I wind down soon as I get paid
Got the champagne waiting on a nigga backstage
Don't get played, gotta get all of the business out the way
Guaranteed me and the homies know exactly how to end the day

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