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表面よりもずっと深くにあるもの (Mustard - "Surface" ft. Ella Mai, Ty Dolla $ign)

Writer: @vegashokuda

今回はマスタード(Mustard)が6月にリリースしたアルバム『Perfect Ten』より、エラ・メイ(Ella Mai)とタイ・ダラ・サイン(Ty Dolla $ign)をフィーチャーした「Surface」のリリックを解読していきます。

エラ・メイ、タイ・ダラ・サイン、マスタードといえば、エラのデビュー・シングル「She Don't」もこの組合せでした!

今回も「She Don't」同様に三人の持ち味が出ているなと感じます。では、早速歌詞を見ていきましょう!

1バース目(Ella Mai)

Chances, take them
Don't make me the one that got away
Promises, don't break them
Baby, two can play that game

【意訳】
チャンスならモノにする
私が逃げたなんて思わないで
約束なら破らない
ベイビー、二人ならやれるよ

*エラはチャンスを逃さないこと、約束を必ず守ることを強調します。チャンスが実らなかったとしたら、それは彼女でなく相手の姿勢の問題だということでしょう。そして、約束を守る彼女となら、相手は良い関係を築くことができます。もちろん、ここでの「チャンス」や「約束」は人間関係、特に恋愛においてのものと考えられます。

I need to show you some', show you some', boy
So I can get to know you, get to know you, boy
So let me show you some', show you some', boy
I wanna get to know you

【意訳】
ボーイ、あなたに見せたいんだ
ボーイ、あなたのことがもっと知れるように
だからボーイ、あなたに見せたいの
あなたのことが知りたいの

*エラは表面的な付き合いでなく、お互いを深く知ることで良好な関係を築きたがっています。

プリコーラス(Ella Mai)

I know you got others callin' your phone whenever you're alone
But if it's really me you want, you gotta cut 'em off

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