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稀代の振付師を形作ったウェストサイドでの日常 (Charm La'Donna - "Westside")

written by @vegashokuda

チャーム・ラドンナ(Charm La'Donna)が7曲入りのEP『La'Donna』でデビュー!

チャーム・ラドンナって皆さん、ご存知ですか? ご存知でない方には「ザ・ウィークエンド(The Weeknd)のスーパーボウルのハーフタイム・ショウで振付を担当した人」と言えば、その凄さが十分伝わるかと思います。他にもいろいろ凄い実績を持っているのですが、ここでは割愛しますね。88年5月コンプトン生まれです。

というわけで、今回は『La'Donna』のリード・シングルである「Westside」の歌詞を読み解いていきます。

LAらしいヴァイブに満ちたこの曲で、彼女は何を語っているのでしょうか?

今回解読する曲
Charm La'Donna - "Westside"
Prod. by NOVA Nav

プリ・コーラス1

It was all good til it wasn’t

和訳:
最初はぜんぶよかった

【解説】

何やらいきなり不穏ですね。

Just a minute ago it was big smiles
Now they tryna Egg me on like a dozen
Just a minute ago gave em big wows
New booty And yo nigga tryna cuff it

和訳:
ついさっきまでは笑ってたのに
今 奴らはやたら私をそそのかそうとしてくる
ついさっき 新しいお尻で奴らをあっと言わせたら
あんたの男が自分のものにしようとしてくる

【解説】

*2行目の"egg ... on"「…を唆す/けしかける/たきつける」の意味です。"like a dozen"は「たくさん」と解釈すればいいと思いますが、卵(egg)がダース(dozen)で売られることもあることから、縁語となっています。

*トレーニングの成果か手術かは分かりませんが、新しいお尻(new booty)を手に入れたところ、それを狙う輩がいるという別の問題が発生することを3, 4行目で描写しています。

I’m just a Minding my B.I.
Money stacked like knee high
Got em bluer than Levi’s
Everything gon be alright

和訳:
私はただ自分のことを気にかけて
お金は膝の高さまで積み上がって
リーバイスよりも青い
全部きっと大丈夫

【解説】

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