NSクリスマス2022 小説リレー④

よっ!待ってたぞ〜いよいよNS小説リレー俺の番だ!
俺は4番手だ。
買い出しのシーンonlyで書けって事だからあんまりそこはいじれねえけど。
後の人、かなり困らせるかもしれない。
いや、それは間違い無え。

上、これは3番手


今回はサウンドトラックを作りました。
2022/12/16完成!是非聴いて下さい!

作ったサウンドトラックはテレパシストスタートストップ
おまけに新曲(まだ公開予告さえしてない)
バッドエンドを少し混ぜたやつ。
完全に夏です。
だってラットモイコール夏だから。
冬の曲は作りたくない。

注意事項

NSの皆さんへ:
勝手ながらあまり話した事のない方も登場させています。
他のメンバーの呼び方、一人称など、少し違うと思ったら気軽に言ってください。
ただ、話の内容を既に確定しているので、キーになっている発言は大きな変更はできないことがあります。ご了承下さい。


俺が向かったのはケーキ屋。
いや、俺そんなリアルで友達居ねえし、NSメンバーもちろん友達だと思ってる・・・が皆んなの好みが分からない。
ので、取り敢えず皆んなに配るケーキを買おうと考えた。

俺は甘い物の違いが分からねえ。
甘いお菓子は、自分が夢見る少女の時以外は拒否。
だし、外に出れば何が起こるかわからないので苺愛と一緒に出掛けた。

苺愛はもう一つの名前がmacaronだし、マカロンが好きなんだからケーキも詳しいかと思った。
それと、同じ合唱団で俺がどんな時にパニックを起こすかも知っている(と思いてえ。ほんまはほぼ知らん)。

目指す店を前にして俺は身構えた。
かなり混んでいる。
俺は人混みが苦手だ。

何故か今日の俺は人混みは平気みたいだ。
普段はマジで無理だ。
しかし、空気が悪いのとかなり待たなければいけないのは確かだった。

友樹「・・・おい」
苺愛「大丈夫?友樹?並べる?」
友樹「いや、これ、人混みは良いけどよ」
苺愛「良いの!?大丈夫!?もしかして・・・替え玉!?」
友樹「な訳有るか。」
苺愛「取り敢えず、他のとこ行こ」
友樹「いや、意地でも俺は並んでやる!」
苺愛「友樹の‘意地’は『無理をする』って事だからね〜危険だよ?」

それもそうだ。
と口に出せない位、既に動悸が激しい。
空気が悪すぎる。

ラットモの脚がだんだん怪しくなる。
当然、ケーキやマカロンを買うのは諦めた。
そして自然な流れで二人でデパートを出る。
と言っても、苺愛の肩に滅茶苦茶体重をかけてしまった。
今から考えるとなんだか申し訳ない。

都会の筈なのに、何故か直ぐそこにいかにも古い駄菓子屋を見つけた。
俺はこの手の店の方が慣れている。
俺が迷わず入ろうとすると苺愛は当然驚く。

苺愛「えっ、ちょっ、友樹ぃ」
友樹「あ、駄菓子じゃ駄目?」
苺愛「いや、貴方、気が変にでもなった?」
友樹「いや、普段・・・
  俺の行ってる駄菓子屋と
  ・・・雰囲気似てるし・・・
  ここで良いかなって」
苺愛「友樹が駄菓子屋行く・・・?意外。・・・私は駄菓子屋って初めてかも」
友樹「うおっ!?まじか!?」

そして山のような駄菓子を持って店を出る。

苺愛「第一、勝手にデパート出て良かったの?」
友樹「時間までに戻れば良いっしょ」
苺愛「時計持ってんの?私も友樹も腕時計ないみたいだけど?」
友樹「ジャジャジャジャーン」

俺は目覚まし時計を持っていた。
俺は学校を含めどこに行くのにも目覚まし時計を持っている。
理由は、自分が変人でいる為・・しか、浮かばない。

しかし、この目覚まし時計、外で使うのも見せるのもこれが初めてだ。
そうだったら、今まで何の為に持っていたのか。

しかし目覚まし時計はとっくに電池が切れていて有り得ない時刻を差していた。
家を出た時は動いてたのに!

・・・やばい。
そう思って、二人で猛烈に走ってデパートに戻る。
猛烈なスピードのままとりあえず目についた本屋に入った。
誰かが直ぐに見つかれば良いが、、、。
もし時間を過ぎていて、怒られたらどうしよう。

本屋に入るとしろくろさんがいた。

友樹「お!しろくろさん!お疲れ様です!」
しろくろ「いや別に僕は疲れてないけど・・・
    それより、苺愛は大丈夫?」
友樹「苺愛ぁ〜やっぱ体力無さ過ぎw」
苺愛「ひいぃ、っはあぁぁっ、友樹、元気っやばいw」
友樹「俺は持久走、学年最下位だがw
  年下にも負けてる」
苺愛「な訳有るか!?」

するとひめたんと弥翔が入ってくる。

ひめたん「えー?苺愛ちゃん大丈夫?」
弥翔「苺愛あぁぁ大丈夫か!?」
苺愛「うん、もう落ち着いた」
弥翔「何でラットモと苺愛がそんな走ってたんだ?」
友樹「今、何時・・・?」

いつの間にかハナもいたようだ。
ハナ「あと20分あるよ!どっか行こ!」
苺愛「じゃあケーキ屋行きます?」

ケーキ屋は皆の目の前にあった。
そして今は見事に空いている。
本屋とケーキ屋が向かい合わせなんて、変な感じしかしない。

ケーキ屋の中に入ると、なんと・・・
りほさんとゆりゆりさんが仲良くケーキを選んでいる。

りほ「おー!みんな揃ってるね!」
ゆりゆり「なんかみんなそろっちゃいましたね!」
友樹「全く、NSのお前らどんだけ気が合うんだよw」

なんだかんだ、みんな揃ってしまった。
自由行動だった筈なのに。

マジで、NSは幸せな場所だ。
右足を上げて一回転出来るような場所。

ああ、例えがおかしい。
でも。
こんな変人の俺も。
合唱団内ではかなりの変人の苺愛も。
そのまま受け入れられる場所だ。
もっと仲良くなろうぜ、お前ら。


どうでしたか?
二時間かけて書きました。
はじめにも言いましたが、口調等違って居れば言ってください。
2022/12/13、軽く修正入れています。
これ以降も可能な限り対応します。

どこかで既に終えたNS脱退宣言。
撤回します。
でも。

To be continued…

(次回記事で重大発表をします。)


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