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自己肯定感

昨日以前取引先だった大企業の元部長さんと飲ん(※今は全く取引関係はないのですが、元部長さんに気に入っていただき、年に1、2回飲んでいる)でいたのですが、3年間引きこもっていた、娘さんが立ち直り、大学に入学したというお話を嬉しそうにされていた。

その3年間、どう娘さんに接されていたのですか?と聞いたところ

「傷つき、弱っている娘の全てを肯定し、決して学校に行けとは言わなかった」(※奥様はたまに厳しいことを言うこともあったとのこと。)

そうだ。娘さんにとって、社会で上手く生きていけない自分を肯定してくれる存在がいるというのはどれだけ心強かったことだろう。

自分も高校を停学になり、嫌になって中退したとき、周りにどれだけボロカス言われても、母親だけは肯定し、応援してくれた
※ただし無条件と言う訳ではなく1年だけという期限付き。それでダメならあなたはもう社会に出れる年齢。自分で働きなさいと言われた。

そのお陰でもう一度やってみよう!頑張ろう!と思ったし、それがきっかけで立ち直ることができた。
※そんな自分が大企業に入り、高い評価をもらったし、起業し、成功することができるのだ。余談だがその後入った学校で、めっちゃやんちゃで事件を起こして停学になった友人は、今や京大の准教授だ。

自分が挫折した時、そこに寄り添ってくれる人が1人でもいれば、自己肯定感を失わずにすむ。そしてそれさえ残っていれば、いつか火がつき、それまでの人生が大きく変わることがある。

自分の人生を生きていく上で、もしかすると一番大事なもの、それは自己肯定感かもしれない



お気持ちだけで十分。大変光栄でございます。それでもという奇特な方がいらっしゃったら、どこか本当に困っている方に寄付していただけると嬉しいデスm(__)m