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【セミナー報告】語彙力強化7回セミナー(3)(4)

・はじめに

前回に続いて、3回目・4回目の報告をしたいと思います。
まだ、1回目・2回目の内容を見られてない方は、
下記にリンクを貼っておきますので、よろしければご覧になってください。

・イベント報告3回目・4回目

 ・語源

2回を終わり、1週間に200語をするというのは、
案外きついものです。
学生時代より、社会人は時間が足りません。
単語を覚えるというのは思ったより時間がかかるなと
自分でも感じます。

3回目と4回目の共通の内容は、
つづりの似ている単語
についてフォーカスが置かれていました。

単語は、
単語=「接頭辞」+「語根」+「接尾辞」
からできています。
上記には、語源が入っています。

語源を押さえることにより、

① 語彙が忘れにくくなる(特に多義語)。
② 知らない語彙の意味をある程度推測できる(特に語形)。
③ 新しい語彙が少し覚えやすくなる(特に高難易語)。
④ 発音しやすくなる(音節)。
※注意点語源だけ学習するのは大変。気付きから入る。

実は、単語の本などを読んでいると、
語源を覚えれば単語を覚えなくても何とかなるということが
でてきます。
しかしながら、この語源を覚えるということは、
かなりハードルが高いです。
やってみればわかりますが、案外、この語源を勉強するというのは
負担になります。
語源同士をつなげてもそこから派生をして、
実際の意味になるので、
そこまで抑える必要があります。
ただ、知らない単語が出た際には、語源があれば多少なりとも
意味を捕らえられる可能性があがります。

講座の中の一例として、下記がありました。
(全部を載せると多くなってしまうため、一部抜粋)

押さえておきたい名詞の接尾辞
1.ment、tion、sion、ance、ence「もの・こと」
conference  会議・協議会
2.er、ee、or「人・物」
employee 従業員
competitor 競合会社、競争相手
押さえておきたい接頭辞
1.in 「中に」「否定」
inconvenience 不便
2.re 「再び」「後ろに」

  ・複数の意味

TOEIC L&R公式ボキャブラリーブックを試してみて思ったのは、
自分が知っている訳と異なることがあるということでした。
講座の中で例がでたのが、
reception(名詞)でした。
一般的な方だと、受付と答える方が多いのではないでしょうか?
しかし、ボキャブラリーブックには、

reception レセプション、歓迎会
「受付」の意味もある。

と書かれています。
多義語はどうしてあるのでしょうか?
理由としては、
既存の概念を、新しいものに適用するから
ということでした。

実際、辞書でreceptionを調べると、
・受け入れること、歓迎
・宴会、レセプション
・ホテルのフロント、会社の受付
・(人の) 感受能力、(電波の) 受信能力

という意味が出てきます。

また、同様に、難しい単語である
address(動詞)も同様です。

address
 ~を直接述べる
「~(問題)などに対処する」の意味もある/address ~ to ・・・
「~を・・・宛てにする」でも使われる。

語源としては

ad・dress 「~の方向へ」「まっすぐに」

辞書で調べると

・(聴衆や人) に話しかける→名詞「演説」
・~を(・・・に向けて) 直接言う、書く
・(封筒など) に宛名を書く→名詞「宛先」「住所」
・(問題など) に対処する

になります。

もちろん、気になる単語があれば、
使い方をgoogleで検索をして調べることによって、
フレーズなどもわかってきます。
自分はそこまでやるほど余裕はないのですが、
一つずつやって、とりあえずイベントで本を終わらせるよう、
調整しようと思います。

・最後に

今回で折り返し地点に来ましたが、
やはり2割ぐらいの方は、すでにペースを落とされていました。
一週間に200語をやり、確認テストをやるというのは、
かなりの負担になっていると思います。

負担を次へのバネと思うかについては、
各人の考え方になるかとは思いますが、
課題を一個ずつ終わらせていきたいなと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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