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2021年度東京都登録販売者試験結果を受けて

・はじめに

先週、2021年度の東京都登録販売者試験結果がでました。
2021年度は合格率も、昨年に比べて10ポイント以上あがり、
43.2%という結果に落ち着きました。

寸評を少し入れていきたいと思います。

・今年度の問題

まだ、ざっとしか見れていませんが、
問題としては例年通りの内容ではないかと思います。

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無題

過去6年分のグラフ及び表を上記に記しておきますが、
昨年と受験者数等もそれほど変わってないので、
合格率が高いことを見ると、
今年度は勉強された方が多かったのかと思います。

一方で、3年間平均を取ってみると
実はそんなにぶれてないことも分かります。
ここから見えることとして、
2019年のへこみが大きかった分、
2020年・2021年の難易度の調整があったか、
もしくは、2018年に問題要綱の改正があり、
その影響が合格率に反映していたが、
受験者が対応できるようになってきたか
かと思います。

大体合格率も3割ぐらいをキープしながら
進んでいくのではないかと思います。

・現在の医療状況

一方で、保険診療の分野では、
すでに2022年度の調剤報酬改定の議論も
かなり白熱してきております。

コロナ下で日本経済がかなり廻らなくなったのは、
皆さんもご承知かと思います。
その影響もあり、税収も厳しくなっていることもさることながら、
受診抑制で医療機関も厳しい状況を強いられております。
つまり、かつてない日本国及び医療機関の財政が厳しい中、
次期診療報酬改定の準備が始まっています。
興味があれば、狭間研至さんのYoutubeチャンネルでもみれば
色々厳しくなっていることがわかるかと思います。
しかも、最近の診療報酬改定は、
病院・クリニックに対して若干優位に働いており、
薬剤については厳しい状況が続いています。

今後もこの流れは変わらないと自分は踏んでいます。
そうなれば、本当に治療として困っている方以外の
一般的な薬剤は、OTCとしてドラッグストアに流れてくると
思います。

スイッチOTCも、国が段階的にランクを下げて、
登録販売者が扱える品目もこれからどんどん増えてくると思います。

是非、今後、登録販売者を目指そうか考えている方は、
頑張ってほしいと思います。

ただ、勉強についてももちろんしなければなりませんし、
なかなか覚えるのも大変という方も多いとお聞きしています。
独学でも通信教育でももちろんいいと思いますが、
やはり、習うほうが記憶の定着が違うと思います。

いろんなスクール等もありますが、興味があれば、
私が対応することも可能です。
Amazonでも本を出しておりますので、一度よろしければご覧ください。

・最後に

今後も、一人でも多くの方に受かっていただきたいので、
何かしら資料等も提供できればと考えております。

是非、一人でも合格していただき、医療の手助けをしていただければ
嬉しい限りです。

本日もお読みいただきありがとうございました。










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