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【薬局補助金情報あり おとくな情報付き!】薬局内のネット環境を整えていますか?

・はじめに

先日、記事を書かせていただいたトークイベントですが、
紹介しただけではなく、自分も閲覧しました。

こちらのイベント内容を踏まえて追加で発信したいと感じたため、
記事にしようと思いました。

・トークイベント内容

イベントの内容としては、4名の方で行われました。
・安川孝志さま(厚生労働省)
・狭間研至さま(ファルメディコ 社長)
・田村憲胤さま(ファルマ 社長)
・司会

内容としては、皆さんが護送造像されている内容でした。
対物→対人への舵切りが不可欠であること。
調剤のみの収益に依存しないこと。
・加算を取っていくこと。
・加算を取るということは、薬剤師としての職能を果たしていくこと。
でした。

正直な意見として言わせていただくと、
普段から自分が発信している内容とほぼ同じだなと思いました。

多分、皆さんも同じように普段から考えられていると思います。

では、逆に、変えられない理由は、なんでしょうか?
それについては、この動画に実は示されていました。

理由は、単純です。
薬局内で、収益に危機感を感じながらも、同意してくれなかったり、
言い訳をして対応をしない薬剤師がいる
ということでした。

田村さまは、
「そういった方には、説得はするができなかった場合には、
同じ船に乗せられないので降りてもらった。」
とおっしゃっていました。
収益を上げられなければ、機材導入もできないし、
患者サービスを恒久的に行うことができないとも話されていました。

自分も、同意見だと思います。
そこの最後の一鉈を振るえるかが、
つぶれるか生き乗れる薬局かの一つの選択肢かと思います。

一つ面白い話を聞けたので、それについてシェアしたいと思います。
田村さまは、薬剤師が対人業務に舵を切るために、
機材等をかなり導入されたようです。
その中の一つとして、ネット環境の整備もされたようです。
IT導入については、ご存じの通り安くはありません。

以前、記事とさせていただきました、
薬局の補助金の記事が、おかげさまでかなり好評でした。
また、前回書かせていただいた、ITインフラの記事も
かなりの方に読んでいただきました。
この場を借りてお礼を申し上げます。
まだの方も、興味があれば下記にリンクを貼っておきますので
是非、ご覧ください。

さて、話を戻しますと、田村さまは、自分が考えていること以外に、
もう一つ別の補助金を活用されていました。
それは、ものづくり補助金になります。

自分は、この補助金について、キャッチアップできていなかったので、
いい情報を得られたなと思いました。
多くの補助金は、中小企業を対象に行われています。
しかしながら、こういった補助金を使われている企業は、
実に少ないということも、また、事実です。

使われない理由としては、簡単です。
・補助金があるという情報が得づらい
・申請がややっこしい
・対応できる人がいない など

が上げられると思います。

ITインフラを整えるのは、残念ながら安くはありません。
あとで、ボーナス特典として、
簡単な管理については記します。
ただ、ある程度経費が掛かることについては、
覚悟をしなければなりません。
その負担を軽くするために助成金・補助金があるので、
是非、利用してほしいなと強く思います。

仮に、こういったことが難しい場合には、
税理士や中小企業診断士の方に相談をしながら進めていくのが
いいと思います。
ただ、税理士については、経理系は強いのですが、
補助金の相談には案外疎い方が多いので注意が必要です。
参考までに下記の記事も添付しておきます。

・お金をかけない管理の一例

もちろん、お金をかけずとも、
ある程度であれば知恵で対応できることもあります。

ただ、前提条件として、パソコンがあり、インターネットが使えるのは、
必須になります。

ここで、一つ質問があります。
薬局経営がうまくいかない要因は、何が原因でしょうか?
理由はいくつか出てくると思います。
ただ、原因を特定すると、
・経営状況が見えない
・経営状況が見えるようにする方法がない
・情報共有する方法やツールがない など
が大きな理由になるのではないでしょうか?

ここでキーとなるのが、
情報共有する方法やツールがない
です。

管理薬剤師会議をされたところで、
しっかり会社方針を伝えて、各店舗でやってもらい、
できてないお店については、フォローをして、というのが理想ですが、
現実的には、会社方針に沿えてない会社がまだまだあるようです。
ここでの課題はなんでしょうか?
自分は、
各職員が、リアルタイムで情報が見えていない
ということが課題ではないかと思います。

それをするのにどうしたらいいでしょうか?

一つの解決策として、
社内掲示板で共有する
のがあると思います。

聞いた瞬間に、難しいとかそんなテクニックはないよーという方が
圧倒的に多いかと思います。
今の時代、それほど難しくはないと思います。

自分の提案として、
Google ドライブを利用して、掲示板を作る
ことをお勧めしています。
各薬局で無料のGmailアカウントを作り、
それを一か所のGoogleドライブにアクセスをして共有をします。
もちろん、店舗のお役立ち情報から、
管理表(売上げ・算定率・ジェネリック変換率など)など
幅広く公表をします。

こういったものを普段から見えることにより、
自店舗の状況も分かりますし、
やらなければならない状況も見えるかと思います。
もちろん、店舗評価→自己評価につながってきますので、
適度に成果が出れば、それは、給与等に反映してもいいと思います。

今の薬局ビジネスだと、
頑張っても昇給等の評価に結びつけるところが実に少なく、
ここが組織的に課題であるところが実に多いです。
評価が適正でない場合、優秀な人材が流出し、
社内のガバナンスが利かなくなり、
最終的に、自分たちで自分の首を絞めることになります。

そうならないよう対策を打たれることを強く望みます。

参考までに、掲示板例を入れておきます。

社内掲示板例

もし、こういったのをコンサル希望される方がいらっしゃいましたら、
仕事依頼からコンタクト下さい。
可能な限り、何とかなるよう努めさせていただきます。

・最後に

いろんな相談を受けていていつも思いますが、
最終的に、なんとかしたいという強い思いがなければ、
結局、グダグダになるケースが後を絶ちません。

保険情勢もこれから一層厳しくなりますし、
今変わらなければ、どんどん、大手や他業種からの進行で、
飲み込まれることは間違いありません。

さらに、マイナンバーカードでの処方箋の電子化も進んでいます。

ある意味、インフラ整備はもはや避けられません。

のんびりしている間にも、大手はどんどん対策を打っていますので、
自分の薬局の規模に応じた対策をされることを強くお勧めします。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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