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【英語表現<30秒チャレンジ>付】英語トレーニング・応援マガジン  2024.1.17発行 第651号 英語学習に挫折しないための極意!

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■英語トレーニング・応援マガジン
2024.1.17発行 第651号
英語&スキルトレーニング BizCom
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こんばんは!
ビズコム講師の松尾です。

新しい年がスタートして、
2週間が経過しましたが
英語学習の状況はいかがですか?

順調なスタートという方も、
上手くいってないという皆さんも、
まだまだ大丈夫。

今号では、英語学習に
挫折しないための極意をお伝えします。

極意を極めたい皆さんには、
私・松尾が担当する個別相談会
(参加無料)もあります。

詳細は、インフォメーションを
ご覧くださいね。

では、Let's start!

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■鹿野先生の特別講義 第176回
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経験から学ぶ!
「経験学習サイクル」の勧め
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皆さんこんにちは、
BizCom代表の鹿野晴夫です。

昨年末のメルマガでは、
新年の学習目標を立てる方法として、
「SMART目標」を紹介しました。

<SMART目標>
Specific (行うことを具体的に)
Measurable (達成したか測定可能に)
Achievable (達成可能なことを明確に)
Related (英語学習の目的に関連させて)
Time-bound (達成期限のある目標を)

SMART目標の形でなくとも、
多くの皆さんがご自身の学習目標を持って
新年をスタートされたことと思います。

さらに、年末のメルマガでは、
振り返りのフレームワークとして、
「KPT」を紹介しましたが、覚えていますか?

英語学習をスタートしたら、
計画以上に大事なのが振り返りです。


「経験学習サイクル」を回して、
英語学習の挫折を防ぐ!

「重要な科目ほど、経験を積んだ後の方が
 学びやすい。しかも、そららの科目の多くは、
 まさに経験を積んだ者が必要とする知識だ」

これは、「マネジメントの父」と呼ばれる
ピーター・ドラッガーの言葉で、
組織で働く経験を積んだ後の方が
マネジメントを学ぶには良いという意味です。

マネジメントに限らず、実際に経験をしないと、
習得するのが難しいことはたくさんあります。

働きながら学ぶ大人の英語学習も、その1つです。

仕事や家事・子育てなどに、
時間や体力の大半を割いて、
残りのリソースで行う大人の英語学習には、
学生時代にはなかった難しさがあります。

事実、ある英会話スクールの調査では、
大人の英語学習挫折率は、9割でした。

では、英語学習に挫折しないためには、
どうしたら良いのでしょう?

その方法は、自らの学習経験から学んで、
教訓を引き出していくことです。

アメリカの教育研究家ディビッド・コルブは、
経験から学び成長するためのフレームワークを
「経験学習モデル」にまとめています。

<経験学習モデル>
Step 1 経験:具体的な経験をする
Step 2 内省:行動の振り返り・フィードバック
Step 3 教訓:経験を多面的に捉えて教訓にする
Step 4 実践:行動を修正し、挑戦する
 ↓
Step 1〜4の繰り返し

大人が英語学習を始めると、
すぐに様々な問題や不安に遭遇して、
学習が止まりそうになるはずです。

そこで、何もしないと、簡単に挫折します。

ですから、問題や不安に遭遇することを前提に
「経験学習サイクル」を回すのです。


「経験学習サイクル」を回すには
「KPT」がおすすめ!

昨年末のメルマガでご紹介した
振り返りのフレームワーク「KPT」は、
「経験学習サイクル」を回すのに最適です。

KPTは、Keep, Problem, Tryの頭文字で、
もともとはシステム開発で行われていましたが、
現在は、各種のプロジェクトで使用されています。

<英語学習を振り返るKPT>
Keep (成果が出ていて継続すること)
Problem (解決すべき問題や不安)
Try (次に取り組むことや工夫すること)

目標を立てて、学習を開始したら、
およそ2週間毎に学習状況を振り返って、
KeepとProblemを考えます。

次に、Problemに対するTryを考えます。
例えば、こうです。

<Problem>
 夜30分学習時間を作ろうと思ったが、
 夕食を食べると眠くなる。
 ↓
<Try>
 仕事が終わったら、すぐに30分学習する。
 夕食は、学習後にする。

<Problem>
 移動中にシャドウイングにチャレンジしたが、
 上手くできなくて辛い。
 ↓
<Try>
 前日に音読した英文を翌日シャドウイングする。
 上手くできない部分は、速音読で復習する。

いかがですか?

仕事では、経験学習サイクルを活用して、
教育をしたり、チーム力を上げているはずです。

その経験をご自身の英語学習に活かして、
成果と問題点を客観視すれば、
きっと解決策のアイデアが湧いてきます。

「解決しよう」「やってみよう」という
行動の気持ちは「やる気」の源ですから、
モチベーションの維持にも役立ちます。

ぜひ、お試しください。

   ☆  ☆  ☆
いかがでしたか?

「経験学習サイクル」は良さそうだけど、
そもそも、「SMART目標」が立てられていない。

「KPT」を実践したいけど、
Problemに対する適切な「Try」が浮かばない。

と感じた皆さんもいるかもしれませんね。

そんな皆さんは、
BizComのZoomレッスンを活用するのも手です。

講師からガイダンスや指導を受けることで、
適切な「SMART目標」「Try」を発見できます。

詳細は、下記インフォメーションを
ご覧ください。

■ BizComインフォメーション
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■ 話せる・書ける英語表現
<30秒チャレンジ!>
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話せる・書けるは、
英語表現のストック量で決まる!
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街で警察官が切る変わったチケット
について話している場面です。
( )に入る単語1語が浮かびますか?
★制限時間は、30秒!

A:外で、警察官と話していましたか?
Were you talking ( ) a police officer outside?

B:はい。彼は、私が自転車に乗っているとき
ヘルメットをしているのを見ました。
I was. He saw I was wearing a helmet
while ( ) my bicycle.
彼は、アイスクリームチケットをくれました。
He gave ( ) an ice cream ticket.
私は、無料のアイスクリームをもらえます。
I can get a ( ) ice cream cone.

A:ほら。
私もアイスクリームチケットをもらいました。
Look. I got an ice cream ticket ( ).

B:あなたの分をもらうために、何をしましたか?
What did you do to get ( )?

□ 答えはコチラです↓ ━━━━

A:Were you talking (to) a police officer outside?

B:I was. He saw I was wearing a helmet
while (riding) my bicycle.
He gave (me) an ice cream ticket.
I can get a (free) ice cream cone.

A:Look. I got an ice cream ticket (too).

B:What did you do to get (yours)?

知らなかった表現、使ってみたい表現は
場面をイメージしながら「音読」しましょう。

音読だけでは定着が弱いと思う表現は、
「音読筆写」まで行うと効果的です。

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今回の出題は、
BizCom公式教材English Trainer
Vol.78 Round 3から。
生きた英語表現が満載の
「English Trainer」の詳細はこちら
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■ EDITOR'S ROOM 〜編集後記〜
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先週末は大学入学共通テストでした。

我が娘も受験したのですが、
英語が予想よりも難しかったようです。

リーディング問題で読む量が多く
解き切れなかったとのこと。

そこで、翌日の朝刊に掲載された問題を
解いてみることにしました。

全体を俯瞰すると
大問が6つに分かれています。

大問1は、TOEICのPart7S(1つの文書)に近く、
大問2以降は、Part7M(複数文書)のようです。

設問数は全体で49問ですが、
英文の分量はTOEICリーディング並みです。

※共通テスト(80分)は、200語増加の6,300語。
 TOEICリーディング(75分)は、約6,100語。 

80分にタイマーをセットして問題を解くと、
49問全て解き終わるとほぼ同時に
タイマーが鳴りました。

共通テストのリーディングは100点満点です
(別途リスニングが100点満点)。

解く前は、90点は超えると豪語しましたが
結果は85点で、娘以上にショックを受ける始末。

※例年のリーディング平均点は、60点。
 本年度は、53.8点。

難しかったのは、
TOEICリーディング同等の速読スピードに加えて、
出来事を時系列に整理するなど、
より詳細に文脈を掴む力が求められたこと。

センター入試(共通テストの前のテスト)に、
リスニングが加わったことで、
新入社員のTOEICリスニングも上昇しましたが、
今後は、リーディングも上昇しそうな予感です。

今号も、最後までお読みいただき
ありがとうございました。

また次号でお会いしましょう!
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◆お知らせ
 次号は、1月31日(水)発行です。
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