続けていたらどうにかなるのだろうか

そんな事は続けていかないとわからないことで、どうにもならなかったってことがわかってもそれはそれだったりするから、それでいいじゃないか、なんて思う。

少し寒くなって来たこの季節がとても心地よくて、なんだか切なかったりさみしかったりするのは、一体どこの記憶を揺さぶられているんだろう。

この季節に恋したりとかなんかあったっけな?

そうじゃなくて、もっともっと向こうの記憶なんだろうなとは常々思っているのだけど、ね。

たくさんの人と出会って話したりしてなんだか楽しかったり嬉しかったりもするのだけど、

「なんだかなぁ」

って思う事もある。

そんな事をこんな日の空見て風に乗せてみたら、

「なんなんだろうねぇ」

ってどっからか、聞こえて来て、なんかそれがとても大き過ぎて、耳の後ろや目の周りから背中にいって太もも、膝辺りにざわざわ何かがして、また背中に戻ってその背中、後ろから前にぶわっと広がる物を感じて、ほろりと涙がこぼれる。

そして

「なんなんだろうねぇ」

と、少し笑いながら返す。

共有しにくい想いと感覚、表現しづらい感覚と想い、意外とちゃんと生活も出来ているので別に社会不適合ではない感じ、もっとくるっておけばよかったとか、勝手気侭なわがままであればよかったとか、お酒でも飲んでめんどくさいやつにでもなれればよかったとか、思う。

この場所では多少こう、なんて事ができてしまうのでほんとに面倒なのだけど、昔よりもそうでない気もするのでよかった。

興味ある事にしか興味がない。

そしてそれは気分次第。

読んでいただきありがとうございます。