昨日、ふとしたきっかけで、
国境なき医師団に寄付を5,000円程、寄付してみたのだが、

今となってはなぜそういう気持ちになったのか、まったく思い出せない。
ただ、人間ならそういう気持ちになるときもあると思う。

特に、しょーもないことに大金を使ってしまったとき、
あるいは、納得のいかないことにお金が消えてしまったとき、

こんな意味のないことにお金を使うぐらいなら、
もっと必要としている人に渡したいという気持ちになるだろう。

また、税金についても、ある程度の限度を超えたら、
ほぼ税金のために働くような形になっているから、

労働というよりも、ほぼ社会貢献がメインという
意味合いが強くなってしまうはず。

今はそうでもないが、昭和のころには所得税と住民税を合わせ、
税率９３%を超える時期もあったと聞く。

税率９３%といえば、１月から１１月まで税金のために働き、
１２月分の収入のみが自分の収入ということになる。

ほぼ、労働がボランティア状態になってしまうわけだが、
どうせ社会貢献をするのなら、取られる形ではなく、

自分の意思で選んで寄付をし、
その分を控除してもらった方が、納得のいく形になるかと思う。

いずれにしても、寄付をする動機は人によって事情が違う。

偽善に近い形や売名行為のケースもあるだろうし、
純粋に手を差し伸べたいがために、
収入の範囲内で貧しくても寄付をする人もいる。

また、例え偽善であったとしても、100%偽善ということはない。
逆に、100%純粋な気持ちからの寄付というものもないもの。

大金を寄付すれば、必ず偽善だといって批判する人もいるが、
したければ寄付すればいいのです。

しない善より、やる偽善です。

困っている人にとってみれば、
純粋な気持ちから出た少額の寄付よりも、

それが例え、偽善であったとしても、
大金の寄付の方がありがたいはず。

いずれにしても、お金が有効に活用されさえすれば、それでいいわけだ。
有効に活用して、役に立たせてくれるところに集まる性質があるから、

自分では使い切れないお金があるのなら、
できるだけ寄付をして、有効に活用した方がよいだろう。

ただ、まずは身の回りからはじめてみてはどうか。

何も、アフリカや発展途上国への寄付だけではなく、
周りの人で有効に活用してくれそうな人がいれば、
その人に寄付するのでもいいと思う。

もちろん、この場合は控除対象にはならないので、ご注意を。

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