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ただいま、と言いたくなる場所

8月の暑い日、私は頭の中身をアウトプットするために、書くことを決意した。
決意したものの、日記をコツコツと続けられる自信はなく、ブログはどれもピンとこなかった。

そんな私にNoteをすすめてくれたのは、夫だ。
正確な言葉は覚えておらず、私の脳内変換ありきだが
「今をトキメク人達も使ってるし、面白いんじゃない」
というような理由で紹介してくれたと記憶している。

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これまで色々なSNSを使ってきたけれど、基本的には面識のある友人との簡単な近況報告や情報交換の場でしかなかったし、楽しい、嬉しい、面白い、幸せだという印象を与える話題を投稿することがほとんどだった。
でもNoteには面識のある友人は今のところいないので、それをいいことに結構好き放題書いている。
取るに足らないような話題もあるし、やたら真面目だったりもするし、ネガティブな面もちょこちょこと顔を出す。
書きたいことが全てタイムリーに書けている訳ではないし、なかなか言語化出来ずにいるものもたくさんあるが、Noteは私の脳内だ、といっても過言ではないくらい、私の成分が大いに抽出されている。
世に出す上で、言葉や表現を気持ちに即したものするためにじっくり選んでいるところはあるが、たぶん実物の私はこの文章たちに大雑把さや自分勝手さが多少プラスされたくらいの人間、だと思う。

そんな私の文章が、誰かの目に触れ、誰かがスキと言ってくれる。

誰も読まないんじゃないかな、読まれたとしても誰のフィルターにも引っかからへんのじゃないかな。
そんな思いを持ちながら、初めて勇気を出して記事をポチっとしたあとに、スキがついたときの感動は忘れられない。

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Noteを開くと、必ず誰かが新しい記事を更新している。
ここはクリエイターのための場所、という印象が強く尻込みする気持ちがなかったわけではない。
でも蓋を開けてみるとそれが故、読みやすく分かりやすく、なおかつ興味深い記事がゴロゴロ転がっていた。
ライターさんのような書くお仕事の方のものはもちろん、それ以外の方たちでもきっと文章を書くのが、読むのが好きな方が多いのだろうなと想像している。
だから、人の記事を読むのも楽しくて仕方がない。

どこの誰だか分からないけれど、そこに広がる日常、思考、価値観、生き方
それに触れることで、自分の中に少しずつ引き出しが増えていくのを感じている。
色々な人の内面を知ることがこんなにも面白く、自分に刺激をくれるものだとは思いもしなかった。

そしてその刺激がまた、私の思考の歯車の潤滑油となり、書こういう気持ちを沸き立たせる燃料にもなっている。

始めるのは簡単でも、継続させるというのは案外難しい。
フォローさせていただいている方々が記事を更新されているのを見ると、よし、私も書くぞと奮い立つのだ。

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それでもうまく書けないともどかしい時もあった。

この記事にもスキをもらえたとき、Noteを使っている、この場の空気を作っている方々の優しさに触れた気がして、とても救われた。

そしてわなびーさんのこの記事は、面白い文章を書けないなと思っている私にいつだって勇気をくれる、永久保存版的な内容だ。

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Noteはいつも、面白くて刺激をもらえて、それでいて優しく受け止めてくれる。
ただいま、を言いたくなる、そんな場所だ。

Note運営に関わっておられる皆様、使いやすいフォームを、素敵なオススメ記事を、テンションのあがるまとめ記事へのピックアップを、ありがとうございます。
この場所を使っておられる方々、そしてNoteを通じて繋がって下さった皆様、この場を借りていつもありがとうございます!!
何より私の話に耳を傾けて、ここをオススメしてくれた夫よ、ありがとう。

いつまでも考える葦でありたい。

エイヤっと飛び込んでみた場所が、Noteでよかった。

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