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伸びるビジネスマンの裏技

ラシン代表の原です。

先日、年商100億を超える経営者からお話しを聞く機会があったのですが、そこでの気づきをnoteに書きたいとおもいます。

その社長はとにかく「行動あるのみ」という感じで、次から次へと手数を重ねて会社を急成長させていました。主な事業は通販販売なのですが、商品開発も普通では成しえないペースで生み出し、同時に複数の新規事業にも手掛ける。最近では海外の拠点づくりもされているそうで、お会いする度に事業や組織がアップデートされているのです。仕事を終えて家に帰ると、気絶したようにリビングの床で寝てしまっていたということも珍しくなくないそうで、私のような凡人からすると、異常とも言えるような仕事への打ち込み方こそが成長の秘訣であると感じていました。

お会いした翌日、御礼メールでその感想を送ったのですが、意外な返信が返ってきました。曰く、経営がうまく行った理由は「ビジネスネーム」を使ったことだというのです。本名ではない名前であることは認識していたのですが、経営者がよくやる「姓名判断での運勢の良い字画」なのだろう程度に思っていました。しかし意図は他にあったようなのです。
その方は、本来の自分の性格や人間性を信用しておらず、素の自分であればここまではやれていない。ビジネスネームで自分とは違う人物として活動することで、本来の自分の力を超える力が発揮できているそうなのです。

これは深いなと思いました。私自身もそうですが、己の弱さや怠惰さを自覚し、挫折を繰り返してきて「どうせ自分なんて・・・」という意識を誰しもが持っているはずです。この無意識の人格否定が自己成長にブレーキをかけていて、ビジネスネームを使うことは、この足枷を断ち切ることができる手段なのです。本来の名前でないビジネスネームで活動することで、普段は出来ない努力やチャレンジができ、いつの間にか自分が思っている以上の自分になっている。そんな行動心理が働くのかもしれません。

とは言っても、ビジネスネームを名乗り始めるのも勇気がいることで、誰もができることではないと思います。ですが私は、必ずしもビジネスネームで活動することだけがやり方ではないと思っていて、ここでの本質は「なりたい自分を演じること」だと考えました。理想の自分なら、今どうするかをイメージして行動する。実際にやるのは簡単ではありませんが、日々の自己暗示によって、少しづつ理想の自分に近づいていくのではないでしょうか。

3月が終わり新年度が始まります。弊社ラシンでも新卒メンバーを迎えて新しい日々のスタートです。理想の自分、理想の組織を目指してますますギアを上げていきたいと思います!


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