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「圧倒的な手数」が成長の秘訣

ラシン代表の原です。

先日、わずか5年で年商100億に迫る通販企業の経営者からお話しを聞く機会があったのですが、その内容が印象的だったので共有します。

一般的に、通販会社は新商品を3、4ヶ月に1商品くらいのペースでリリースして年間3〜4商品くらい出すそうです。(各社、様々なのであくまで目安として)

ですが、その急成長している会社が、いくつ商品を出しているかというと、なんと月に7〜8商品、年間で100種類近くの新商品をリリースしているというのです。しかも新商品のリリース数を目標にしているわけではなく、作りたい商品を日々構想して仕込んでいると結果的にそれだけの量産体制になっているのだそうです。

その会社が成長している要因として「圧倒的な手数」と「その手数の習慣化」であるということが分かりました。

「手数の習慣化」についてですが、その会社では他の通販会社にいた人は働くことができないそうで、理由は仕事のスピードについて来れないことと、大きな勘違いしてしまうこと。勘違いとは「1つ1つの商品に愛着を持っていないのではないか」というネガティブな見方をしてしまい、結果的に価値観が合わないのだそうです。

「圧倒的な手数」について省みた時、自身の未熟さに気付かされました。というのも、弊社でも新規事業やサービス開発は随時行っており、時期にもよりますが、おおよそ年に3つか4つは手掛けていると思います。それなりの準備を経てローンチしても、すぐに結果が出ることはまずないため、上手くいかないもどかしさや徒労感で失敗したような気持ちになってしまうのです。それが重なっていくと「何をやっても上手くいかないんじゃないか」という卑屈な思いが芽生えてきて自信を失ってしまうこともありました。ですが、この話しを聞いて、自分は落ち込むほどの努力など何もできていなかったのだと痛烈に思い知らされました。年間3つか4つは程度では仕込んだうちに入らないのです。

また、その方は1つの商品やプロジェクトがカタチになるのに2年くらいはかかるとも仰っていました。外的要因、自社の都合など様々な要素が絡み合う中では、どうしてもその位の時間が必要になると言うのです。確かに、ラシンでも時間をかけて根気強くやり続けてきたことが、実を結んで少しずつ少しずつカタチなってきた実感があります。だとすると、リリースした時点ですぐに結果が出るようなことはまず無く、そこをスタート地点として、時間をかけて根気強く育てていかなければならないのです。

現在も、いくつかの仕込みをしていますが、リリース直後に何かを期待するようなこれまでの考えは捨て、そこから磨き続ける持続力を執念を持つこと。そして、息をつく暇なく仕込み続けることの「常態化」を実践することで成長していきたい思います。

まだまだこれから!頑張ります!

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