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何もないオジサンになりたくない

ラシン代表の原です。

私は、昔から所属している会があり、その名も「何かやるオッサンの会(N.Y.O.K)」。数名のメンバーが不定期で集まって飲むだけの会なのですが、20代前半の頃から始まって15年以上継続しています。

その会のきっかけになったのは、当時、大学生の自分が言い放った「将来、何もないオジサンにはなりたくない」という言葉。

それはオジサンになった時に「お金もない、仲間もいない、夢もない、そんな寂しい大人にはなりたくない」と、社会人になるのを目前に控え、明るい未来に胸を膨らませた自分の、偽らざる本音でした。

20代男子のインサイトを的確に捉えたこのパワーワードは、友人たちの心を揺さぶり、「何かやるオッサンの会(N.Y.O.K)」は立ち上がりました。

大人になったら仕事をバリバリこなしてお金を稼ぎ、仕事だけでなく遊びも全力でやって、理想は週休4日くらいのライフスタイルで、別荘をつくって温泉もあって、船も買って、キャンピングカーで旅をして、なんてことをお酒を飲みながら延々語り合っていました。

そんな私も今年で40歳。
いよいよ答え合わせの時期が迫ってきました。

「何かやるオジサン」の定義がぼんやりすぎて判断がむずかしいのですが、N.Y.O.Kのメンバーそれぞれが、今は自分で商売を立ち上げ、家庭を築き、様々なチャレンジをしながら、それなりに楽しそうに日々を送っています。

別荘や船を持てるようなお金はありませんが、少なくとも仲間と夢はあり、当時の自分たちからしても、ギリギリ「何もないオジサン」判定は受けないのでは、と思っています。

人生も後半戦を迎え、20代の頃に比べると選択肢も少しずつ減ってきていますが、ここからが本番。あの頃の自分が憧れるようなオジサンを目指して、40代も全力で頑張っていこうと思います!

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