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私のタスク管理のやり方 ログ編

やること編では、実際のタスク周りの話を紹介しました。この辺については極めてシンプルになっていて、「今日やること」と「プロジェクト」の二つにだけ注目しておけばだいたいOKです。

で、まあ、そうして実行されたタスクの情報はログになるわけですが、今回はその辺について。

5種類のログ

いわゆる「ログ」として機能しているものは、だいたい以下です。

・デイリータスクリスト
・プロジェクトページ
・コミットログ
・ツイート
・日記

「デイリータスクリスト」は、今日やることのリストですが、実行済みのタスクにはチェックマークを入れていくので、一日の終わりには「実行したこと」リストになります。ちなみに、リストに記載されてチェックマークがつかなかったものもそのまま残るので、「やろうと思ったけど、やらなかった」項目のログでもあります。

さらに詳細に情報を残すなら、「もともとリストにあった項目」と「割り込みで発生した項目」を見分けられるようにする手もありますが、そこまでの情報は必要ないかなと思い、今のところはただフラットに並んでいるだけです。

また「プロジェクトページ」は、各種プロジェクトについて思いついたことや実行すべきだと思ったことを書いていくページなのですが、それに加えて作業記録のようなものも残しています。「○○の作業をした。××という課題が出てきたので対処した。△△は諦めた」みたいな簡易なものですが、これもログとして機能します。

同様に、Gitを使った原稿管理でのコミットログも、(その名の通り)ログとして使えます。

この辺の作業ログについては、まだまだまとまりきっていないのですが、少しでもこうした記録があると後々便利なときがある、というのはたしかです。

でもって、日々思いついたことの一部はTwitterでも流しているので、これもログになりますし、一日の最後に5分ほどEvernoteに書いている日記も、一種の思考ログです。

さいごに

昔はもっと精緻で大量のログを求めていた傾向があったのですが、最近そういう感覚は薄まりつつあります。「まあ、この辺でいいかな」、という落ち着き具合がわかってきた、という感じかもしれません。

おそらく、仕事で番役立つのが「プロジェクトノート」と「コミットログ」です。これらは単純に後から振り返って役立つこともあるのですが、そうしたことを少しでも書き留める習慣が、案外頭と状況の整理に役立ちます。

同じように、人生・生活・感情の面で役立つのが、日記でしょう。むりやり一般化すれば、これは「人生」というプロジェクトのノートみたいなものです。だから、上と同じことが言えます。

で、ブログやツイートのように外向けの言葉ではなく、静かに自分と向き合う言葉を紡ぎ出す場所と時間を確保することは結構大切です。でもって、時間が経って読み返すと、それなりに得るものはあります。実利ではなく、感情的な方面で。

※この記事はR-styleに掲載した記事のクロスポストです。


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