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素振り、自転車、縄跳び、そして竹馬

近所歩いてた時だったかな。男の子が素振りをしていた。野球バットね。
そういや大人になったら素振りにもいろいろあるんだと知った。テニスラケットの壁打ちとかゴルフクラブのチャーシューメーンとか。

で、人が通るとその子は少し恥ずかしそうになる。そして素振りは控えめに。
あーー、ようわかるわー。周りを気にも止めずにブンブン振る子もいるだろう。でも自分は恥ずかしがっちゃう側だった。

自転車の練習もそう。うちの家の前は少し広めの歩道なので練習可能。でも前方から人が来たり、車道に車が通ったりしたら(日常としてはものすごく当たり前の出来事やけど)、もうすごく恥ずかしくなってやめてしまってた。

縄跳びもそうやったなー。絶対いつかは詰まるのに、その詰まるのが恥ずかしい。

冬休みとかに息子が同じ場所で練習してて、同じように人が来たらちょっと恥ずかしがって。ああ、おそらくよく似た感情だったんかもって思った。

例外は竹馬。昔は小学校にずらりと竹馬があって、家にも買ってくれていた。足の高さを上げているうちに、いつの間にやら1メートルくらいに。その時は得意げにやってたなあ。単純。

大人になって、そんな子供たちを温かい目で見ることができるようになった気がする。

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