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バスの運転士はメンタル業務

この頃トラック関係でのニュースが多く取り扱われております。
その中でバスの運転士についてお話したいと思います。

結論から申しますとバスの運転士は心がキツイ!!!
かなりざっくりですがメンタルにくる原因となるものをお伝えします。

1.クレーム
お客様からクレームがあるとすぐ運行管理者、所長に呼ばれ始末書を書くことになります。
(残業になる、書くのかなりめんどい、やり直しもある)
その後、処分が下る(厳重注意、訓戒、減給、下車勤務)
ドラレコがあるのでそれらを確認されます。
会社側はお客様寄りなことが多い。
ということから運転士は気を使うことが多い。もしくは余計なことはしない。

2.一般車、その他の車両
バスを運行する際には必ず付き纏うその他の車両。
これが意外と1番メンタルに来ます。
バスを邪魔者扱いするように追い越し割り込みする車。
どうせ止まるだろうと飛び出してくる車。
目の前で突然ウィンカーを出し減速し右折や左折して行く車。
バス停や付近に駐車する車。
駐車してる車を避けようとするが列に入れてくれない車。
恐らくこんなのは、車を運転してれば何度も見かけると思います。
これらは嫌な思いしますよね?
尚且つバスはお客様の命を預かっています。
一般車のように強いブレーキは踏めませんし、急ハンドルをしてもでかい車体では意味を成しません。
毎日、毎日、朝から夜まで仕事でこれらを相手します。
更に、運行時間も付きまといます。
禿げますよほんと。

私は安全に快適に仕事をしたいのになんで意地悪するの?って気持ちでいつもバスを運転しています。
10のありがとうでも1の意地悪やクレームが勝ります。

公共交通機関なのに誰も助けてくれない孤独で責任が大きく、給料が低く、休み睡眠時間が少ない仕事です。

傷付いた心を休ませることが出来ず、やめていく人が多く居ます。
バスの運転士が憧れの仕事にまた戻る日が来て欲しい。


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