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#2 相性のみかた 【結婚したい女性の条件とは?】

四柱推命の相性のみかたを紹介します。解釈は勉強中です。

相性は、以下の観点からの調べ方があります。

  • 男性側の命式

  • 女性側の命式

  • 日支蔵干(配偶者の位置)と月支蔵干の関係

  • 五行の均衡

  • 日干

  • 陰と陽

  • 空亡

  • 干合・支合・会局・方合

  • 大運

  • 天戦地冲

この記事で取り上げるのは、女性側の命式のみかたです。
簡潔に言うと、結婚を見据えた女性に持っておいてほしい条件のようなものです

女性側の分析

四柱推命において、女性の命式でみたいポイントは「食傷」「官」「命式全体」の通変の状態。

以下より順を追って解説する。

食傷の通変の状態は?

■ 女性にとって、食神・傷官の通変は「子ども」を表す。

現代で子どもを持つか否かは夫婦・人それぞれの価値観であることを踏まえた上で、食傷の通変を持つ女性は持たない女性に比べて子ども縁を持っていると考える。

以上の内容を踏まえて、以下のチェック項目を確認しよう。


  1. 食神・傷官の通変の数はどちらか1つだけ持っているか

  2. 食神・傷官の強さは小強以上か?

  3. 財(偏財・正財)の通変を1つでも持っているか?

  4. 命式全体から見て食傷は必要(喜ぶ)な通変か

  5. 食傷のある柱に冲・空亡はないか?

  6. 時柱(子どもの位置)に偏印を持っていないか?

  7. 時柱に命式全体から見て嫌う(不要な)通変はないか?

以上の内容に対して「YES」の数が多ければ多いほど、立派な子ども※に恵まれるとみる。


⭐ 1は、子どもの縁を考えた時、食神・傷官どちらか1つだけ持っているのが好ましい。3個以上(大過)、食傷混雑(2つ合わせて乱立した状態)は均衡が崩れてよくない。

⭐ 2の強さのみかたは、こちらの記事を参考にしてほしい。
食傷が旺強でとくに傷官が多めだと、官(夫)を剋すため夫運に要注意とみる。

⭐ 3の財の通変は、印(偏印・印綬)から食傷(子ども)を守る通変なので持っておきたい。

⭐ 4は、基本的なみかたは、日干や官が大過・旺強で食傷で洩らす、剋してバランスを取る必要があるような命式の場合を指す。

⭐ 6・7の時柱は、四柱の中で晩年期をみるとともに子どもの位置を示す柱でもある。その位置に偏印を持っていると子ども縁が薄いとみる。

※「立派な子ども」とは、健やかに育ち両親との間に(両親の晩年期を含め)良好な関係を築くという意味である。


官の通変の状態は?

■ 官は、女性にとって「職業」「」を表す。
とくに、正官は日干と干合するため 正官 = 正夫 とみる。
ただし、偏官のみある場合は偏官を正夫とみなす。

食傷と同様、官も女性の命式にぜひ持っていてほしい通変だ。
以上の内容を踏まえて、以下のチェック項目をみていこう。


  1. 正官・偏官が合わせて混雑(3つ以上)してないか?

  2. 正官・偏官どちらか一方が1つだけあるか?

  3. 日干は小強〜中強手前ほどの強さがあるか?

  4. 日干と官の強さは均衡しているか?

  5. 官のある柱に空亡・冲はないか?

  6. 官のある柱に妬合はないか?

「YES」の数が多ければ多いほど、その命式の女性は立派な夫、仕事に恵まれるとみる。


正官が妬合する例

⭐ 正官・偏官のうち正官1つだけ持っていて、小強以上(日干とも同程度)、空亡や冲がないことが理想的。

⭐ 3・4の強さのみかたは、食傷のみかたと同様、月令・十二運・その他通変の関係から調べよう。

⭐ 6の妬合があると、女性が浮気する・あるいはされる側の立場となり、夫婦関係に乱れをもたらす可能性あり。


女性の命式全体をみたとき

  1. 日干が小強以上で中強一歩手前くらい

  2. 食傷がどちらか1つあって、小強以上なこと

  3. 偏印を持っていない(食傷が剋されていない)こと

  4. 官がどちらか1つあって、小強以上なこと

以上の4つを1つでも多く備えている命式の女性は、夫を盛りたて、立派な子どもを育て温かい家庭を維持する能力があるとみる。

念を押しておくと、現代で女性のあり方は価値観やライフスタイルの変化とともに多種多様となっているため、上記のような女性像が結婚したい女性としてふさわしく、当てはまらない女性は悪い、というわけではない。

自分の命式をみてみた

現在夫婦生活を送っている私が、実際上記の女性の命式のポイントをあてはめるとどうなるのか、検証してみる。

食傷の通変の状態は…

  1. 食神・傷官の通変の数はどちらか1つだけ持っているか?→◯食神のみ

  2. 食神・傷官の強さは小強以上か?→△月令得ていない、沐浴・病・墓・養、甲・乙(比劫)4つの助けあり…小強ぎりぎり?

  3. 財(偏財・正財)の通変を1つでも持っているか?→◯財2つ

  4. 命式全体から見て食傷は必要(喜ぶ)な通変か?→◯日干洩らし格(偏財)を生じる食傷が重要

  5. 食傷のある柱に冲・空亡はないか?→✕月柱に空亡あり

  6. 時柱(子どもの位置)に偏印を持っていないか?→◯偏印なし

  7. 時柱に命式全体から見て嫌う(不要な)通変はないか?→△強いていうなら劫財?

1〜7のうち、◯4、△2、✕1となった。まずまずの結果かな?

食神のある月柱に空亡があり解空もできていないため、そこだけが懸念。

月柱は両親や兄弟を表す位置で、空亡がそこに重なると親族と縁が薄くなるという。
私の場合、16歳のときから親元を離れて暮らしているため当てはまっていると感じる。

子どもに関しては、現在妊娠中で不妊治療や投薬の習慣は一切なく少し大きすぎるくらいに育っているので、様子見といったところ。

官の通変の状態は…

  1. 正官・偏官が合わせて混雑(3つ以上)してないか?→◯正官1つのみ

  2. 正官・偏官どちらか一方が1つだけあるか?→◯正官1つのみ

  3. 日干は小強〜中強手前ほどの強さがあるか?→◯月令得ていない、胎・建禄・衰・墓、甲・乙(比劫)3の助けあり…小強くらい?

  4. 日干と官の強さは均衡しているか?→✕ 官は月令得ている、建禄・胎・墓・衰、戊・己(財)2の助けあり…日干 > 官?

  5. 官のある柱に空亡・冲はないか?→◯なし

  6. 官のある柱に妬合はないか?→✕庚・乙の妬合あり

1〜6のうち、◯4、✕2となった。

日干と官の強さは小強〜中強未満くらいの差だろう。

日・時柱で妬合があるが、同じ柱の同じ通変は1つとみなすことがあった気がするので、深く考えすぎないようにしたい。
もし妬合の働きがあるとすれば、仕事面・男性運にマイナスな影響を及ぼすことになる。
夫が浮気するか否かはあまり心配ないが、官が妬合したとき仕事面に与える影響をどう読むのか、未熟なのでわからない…。

命式全体をみてみると…

  1. 日干が小強以上で中強一歩手前くらい→△小強ぎりぎり

  2. 食傷がどちらか1つあって、小強以上なこと→△小強ぎりぎり

  3. 偏印を持っていない(食傷が剋されていない)こと→◯持っていない

  4. 官がどちらか1つあって、小強以上なこと→◯正官1つ、小強以上

◯2つ、△2つ。

夫から見て私が温かい家庭を築くよく働く妻かどうかという観点では、以下の内容からまずまずの妻といえるだろうか。

  • 食傷・官ともに1つずつ持っている&傷官・偏官ではない

  • 官 < 日干 < 食傷 で官が1番強く均衡が保てていない

官は夫の位置で、小強以上なことから良き夫・仕事に恵まれそう?
子どもの位置の食傷が弱そうなので、子どもの健康や育児に注意する。
食傷・官ともに混雑はしていないのが幸い。

解釈は素人なので自信が持てないが、食傷・官・日干の均衡が保たれていない女であることは理解した(笑)

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