レヴァークーゼンを追うようになったきっかけの話

私がレヴァークーゼンの試合を初めてフルで見たのはヴィルツが初めてゴールしたバイエルン戦だったと思います。
私の父はかなりサッカーに熱心というか、DAZNやスカパーなどに加入してくれていました。
また、その頃はウイイレをずっとやっていて、ガチ勢とは程遠いですが、選手をコンバートしたりするなどしていろんな楽しみ方をしていました。その時に使っていたのがパラシオスの特殊カードです。いわゆる週間FPですね。これがもう強いし、使ってて楽しいもので。こんな選手がいるクラブとは一体どんなクラブなんだろうと気になるのは時間の問題でした。
それで初めて試合を見たのがバイエルン戦だった訳です。相手も超ビッククラブですし。その試合の後半に16歳の選手が出場しました。そうですフロリアン・ヴィルツです。その時私は中学三年生でした。自分とそこまで歳の変わらない子が試合に出ていることにとてつもない衝撃を受けました。それで終わるかと思えばあのノイアーから点を奪ってしまうんです。このとき既に私は彼に惚れ込んでいました。
そこからは成り行きです。Twitterは基本的にアニメとウイイレとFIFAの話しかしていなかったのが段々とレヴァークーゼンの話ばかりになっていきました。20-21シーズンはできる試合はほぼリアタイしていたと思います。また、その年はハヴァーツがチェルシーに移籍していて、その影響でチェルシーのCL優勝を拝むこともできました。
サッカーは元々好きでした。ですがあまり見るのは得意ではなかったです。90分ってなげぇなーと思っていました。それが今は試合終了間際でロスタイムが長くあることを祈ることがあるようになっています。人の心境の変化というのはすごいと感じた出来事でもありました。


あとがき

私は高校はいわゆる進学校(自称かも?)にいっていました。実質サッカー推薦だったのでサッカー部でした。まぁまぁな強さです。
しかし、コロナで七月まで学校がなく、出だしの練習で負傷してしまいました。個人で練習はしていましたが、強度が足りなかったのでしょう。その後は復帰しては怪我、復帰しては怪我を繰り返しました。中学の頃の怪我は一度だけで、特に怪我が多いわけではなかったのでその時点でショックを受けていました。
その後夏休み前に復帰し、夏休みの間は怪我もなく新しいポジションに慣れてパフォーマンスも上がってきていたように感じていたので、これからやってやろうという気持ちになっていました。でもそれはすぐに砕け散ります。夏休み後の初練習。足首をひねり、松葉杖をつくことになりました。高校に入ってから一番大きな怪我です。私はもう耐えられませんでした。ここで耐えて頑張って努力できる人間が強くなれるとは自分でも分かっていました。でも私の心はもう折れていました。
その後私は学校にも行かなくなり、親と見に行った通信制の高校へ転校(転入)しました。進学校から通信制高校へ行った時、私は一体これからどうなるのだろうと思っていました。そんな時支えになったのがレヴァークーゼンです。レヴァークーゼンの試合を見ている時は何も考えなくてよかった。ただチームの勝利を喜んだり悔しがったりできました。何より私がサッカーを嫌いにならないようにしてくれました。そのおかげで今は受験勉強してやるという気持ちになれていると思いますし、時々あるフットサルでも楽しむことができていると思います。
Twitterのひねくれてる人はこれを読んでも(まず読まない)嘘つけとか言ってきそうですが、私は何があってもレヴァークーゼンを応援していくと決めています。
あとがきが長過ぎますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

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