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SELECKとの資本提携の背景と今後の展望について


今回の資本提携にあたって、なぜ「ゆめみ」が?と疑問を抱いた方もいるかもしれません。

我々も当初からそういった提携関係を想定していた訳ではなく、ある意味自然な成り行きでそうなった経緯がありましたので、背景と今後の展望についてお伝えできればと思います。

SELECKを独立したという舟迫さんのnoteの記事を見た後

しばらくして、片岡から持ち込み企画としてRJP(リアリスティックジョブプレビュー)を持ちかけたのが、2021年5月でした。独立したばかりという事もあり、何かしら応援できないかなぁーという想いもありました。

また、当時はゆめみがスタートアップ向けの内製化支援というサービスを強化する中で、ブランディング目的での連載企画でしたが、一方で、せっかくなので読者にとっても価値ある内容を作れないかと考えて相談しました。

結果、舟迫さんからも快諾頂き、現在5つの連載記事として特集される価値ある内容となったのではないかと思っています。


RJPの企画を持ち込んだ背景としては、ゆめみは2019年から採用のミスマッチを無くすことを目的に、会社の課題、問題などを赤裸々に曝け出すRJPを行っていましたが、なかなかRJPが普及しないなと残念に思っていました。


ところが2021年頃から、Clubhouseの影響もあったのか、Podcastでスタートアップの一部が社内の実態を赤裸々に発信する企業が増え始めました。

他媒体にはない内実を赤裸々にSELECK上で掲載してもらう事で、SELECKとしての媒体希少価値が上がるだけでなく、イケてるスタートアップがイケてない所をさらけ出す行為が「イケてる」という流れを作る事で、RJPを見習うべき事、ムーブメントにしたいという想いもありました。

持ち込んだ内容については、スポンサー広告をゆめみが支払う契約であり、ゆめみにとってのブランディング効果というメリットは無いわけではありませんが、どちらかと言うとRJPを世の中に広めて採用のミスマッチを無くして業界貢献したいという想いや、SELECKを応援したいという気持ちの方が正直なところ勝っておりました。

そのような経緯があった中で、SELECK社も独立した当初から、単独運営ではなく、実はどこかの会社と一緒になってオウンドメディアとして、より価値を出せないかと中期的に模索されていたようでした。

持ち込み企画でお互い連携する中で、ゆめみとSELECK両社の取り組みにおける共通した考え方や事業シナジーなども自然に感じる中で、早期の資本提携に話が進みました。

今回の資本提携については、あくまでSELECKのメディア価値のさらなる向上を目的にしております。

ゆめみ色が出るのでは?と懸念を抱かれる企業様がいる場合は、それを払拭した上で、あくまで価値あるコンテンツをより多く発信できるようにしたいというのが第一としています。

他メディアにはない希少な価値あるコンテンツを発信していきたいと考えています。

その為に、ゆめみがRJPで先陣を切ったように、ゆめみが他には無い情報発信を行う流れの一助を担えればと思っています。

例えば、ゆめみが既に行なっている、オープンハンドブックとして、社内ドキュメントを公開して二次利用可能にしている取り組みがあります。

社内ドキュメントの全てで無くとも、例えばなかなか外部に出ない役割・職務等級制度といった人事評価制度、グレード制度などの内容を、ゆめみのように外部にオープンにしてくれる会社を呼び込んでいき、SELECK上で発信していければと思います。


また、SELECK自体は、スタートアップだけでなく、大企業も含めたIT業界の各企業における知見やナレッジを発信してきました。

今後、大企業もDXを本格的に進めていく中で、先進的に果敢に取り組んでいる大企業の内実もより一層取り上げて応援できればと思っています。

そして現在はSELECKの運用体制を強化して、コンテンツ配信頻度を上げるなども行なっていきたいと思います。

SELECKがより発展的に進化していくために、様々な企業様、読者様からのご意見もぜひ承りたいと思います。

また、今回のSELECKとの資本提携においては、驚くほど速やかに締結が進みました。背景には、舟迫さん、加藤さんの配慮やご協力、ゆめみ経営管理部の飯田さんの尽力があったためであり感謝いたします。ありがとうございます。

皆様には、今後のSELECKの発展、さらなる進化をご期待いただければと思います。ギュンギュン!







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