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広告においてインプレッション?クリック?リーチ? どれが大切?

広告の運用していると
ちょっと、難しいワードが出てきますね。

インプレッション、インプレッション単価
リーチ数、フリークエンシー
クリック数、クリック率、クリック単価

などなど…

どれが大切ですか?という質問をよくいただきますが
この答えは…

数字の種類が違います。

それぞれの数字によって
何が良くて、何が悪いのか。
数字が読めるようになると
対策を打ちやすくなります。

この投稿ではMeta広告における
言葉の解説と
それぞれが悪い時の対処を
ちょいっとお話しますね。

まずは用語解説

【インプレッション数&単価】
インプレッション数…顧客に広告を見せた回数のことを指します。
インプレッション単価…1000回見せたあたりの単価


【リーチ数&フリークエンシー】
リーチ数…広告を見せた顧客の数(見せた回数ではない)
フリークエンシー…1人当たり、広告を見た回数


【クリック数&クリック率&クリック単価】
クリック数…クリックされた回数
クリック率…100人中平均で何人が広告をクリックしたか
クリック単価…1回あたりの広告がクリックされた平均単価

そして、場合による対処法ですね。
数値においては
良すぎても悪すぎてもダメ。

悪いときはLPへの流入が少ない。ということですが、
特に売上広告で良すぎる場合は
「買わない」層へ広告が広がってしまっている可能性があります。



①【インプレッション数、インプレッション単価】
~Metaが広告を出す先、単価を決めており、その影響で上下する~


□単価が高いとき、数が少ないとき
クリエイティブの質が悪くて、外に出したくないとMetaが思っている
⇒クリエイティブやLPの改善

出す先が狭くて(配信先が少ない)どこにも出せないやん。とMetaが思っている
⇒配信先の設定の変更、広告費の予算を上げる

□単価がちょうどいいとき
適切なターゲットにMetaが配信している
出す先の広さも丁度良い。とMetaが思っている
⇒いずれも様子見

□単価が低すぎるとき
Metaがクリエイティブを見てかなり広めにを配信してしまっている。
⇒クリエイティブやLPの改善

出す先が広くて色々とMetaが探っている。
⇒配信先の設定の変更

※ただし、いずれにおいても集まる顧客の質を気を付けてみながら判断



②【リーチ数、フリークエンシー】
見る基準としては「フリークエンシー」を見ましょう

□フリークエンシー高め
・1人に何回も同じ広告が当たっているならば広告疲れが起こる前兆
⇒広告の数を増やす、広告の差し替え

・高めでも申し込み率等、顧客の質が高くなる場合
⇒逆にフリークエンシーを重ねる配信戦略を考える(重ね方の戦略も)


③【クリック率とクリック単価とクリック数】
見る基準のメインはクリック率とクリック単価

□クリック率が低く、クリック単価が高い場合
・広告の配信先に問題がある可能性
⇒設定や配信先の変更

・想定しているターゲットやターゲットと世界観が合わない可能性
⇒コンセプトの見直し

・広告で顧客の目を引けていない(クリックしたいと思わせることができていない)
⇒クリエイティブの変更

※しかし、この場合、流入した顧客の質は高い傾向にある。

□クリック率が低く、クリック単価も低い場合
・広告の配信先に問題がある可能性
⇒設定や配信先の変更

・インプレッションの数やリーチの数は多いため、顧客の質を見ながら見守り
⇒顧客の質が下がる傾向にあるため。

・広告配信先の判断の方向性がターゲットとズレている可能性
⇒広告のクリエイティブ変更、再学習のための広告セット、キャンペーン作り直しなど

□クリック率が高いにも関わらず、クリック単価が高い場合
・インプレッション数やリーチが回っていない可能性が高い
⇒【インプレッション数、インプレッション単価】を確認

□クリック率がちょうどよく、クリック単価も丁度良い
顧客の質を見ながら様子見

□クリック率が高く、クリック単価が低い
ターゲットでない人(もしくは、ちょっと興味がある。という程度)の人が
広告のクリックをしている可能性が高い
⇒クリエイティブ変更もしくは戦略変更


と、いうことでいかがでしたでしょうか?

本当は見直しする単価等も
書きたかったのですが、
・広告の目的
・業界
・導線
などなどによって、
「いくらぐらいなら…」という相場が変わるため
全てを書ききることができませんでした…

もし、ご興味のあるかたは
この業界は?など質問をされてみてくださいね。