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世界中で評価されるストライカーを我がチームへ

こんにちは。プライベートバンカーT&Sです。

久しぶりの投稿です。投稿の間隔が拡大していることに気付きながらも、なかなか新しい投稿が出来ない私。

毎日投稿している方はホント素晴らしいと思います。見習いたいものです・・・。

さて今回は最強のポートフォリオを構築するために必要不可欠な、海外株式ファンドについて考えていきたいと思います。

これまでご紹介してきた国内株式ファンドと並んで、理想のポートフォリオのツートップになるのが海外株式ファンドだと思います。むしろストライカーとしての実績は、こちらに分があるようにも感じております。

↓ 国内株式を投資対象としたアクティブファンドのご参考

そして海外株式を投資対象としたアクティブファンドと言えば、まず最初に『アライアンス・バーンスタイン・米国成長株式投信』を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

分配方針と為替ヘッジの有無が選択できるA~Dの4コースから成り立ち、純資産総額は合計で約3兆円となる巨大ファンドです。(2022.1.31現在)

Net証券はもちろん、大手総合証券から地方銀行まで幅広く販売しており、おそらく国内で最も人気のある海外株式を投資対象としたアクティブファンドだと思います。

当然、MORNINGSTAR、R&I、REFINITIV LIPPERなどの各アワードでも常連のファンドとなっております。

ちなみに直近の月次レポート(Bコース)では、設定来(2006.5.25)の騰落率は412.4%となっており、素晴らしいパフォーマンスであると思います。
*ベンチマークであるS&P500の騰落率は396.1%

しかし私がこのファンドを素晴らしいと感じるのは、やはり実績ではありません。これまでの私の投稿をご覧いただければ理解できることかもしれませんが、私はそのファンドの投資哲学や運用会社の理念等が自分に合っているかどうか、それが大切なポイントであると考えているのです。

そもそも本ファンドのパフォーマンスはベンチマークを圧倒的に凌駕しているわけでもありません。ただ私にはアライアンス・バーンスタイン社が「世界で最も信頼される運用会社となる」という経営のビジョンを掲げ、そのため世界中の投資家に向けて様々な情報を発信していることが素晴らしいと思うのです。

これまで私は20年以上も金融業界に身を置いてきました。そのおかげで運用会社の担当者とお話する機会が幾度となくあったのです。しかし証券会社や銀行などの販売会社に対して丁寧な営業支援をする運用会社は多くとも、直販でもしない限り個人投資家と直接交流する運用会社は決して多くありません。

しかし私の知るアライアンス・バーンスタイン社は違いました。数年前の事になりますが、私(私の所属するチーム)が個人投資家向けにトークセッションLIVEを開催した際には、同社のアドバイザーであるW氏は面倒であろうゲストを快く引き受けてくださったのです。それは単なる商品案内やマーケット環境の解説だけではなく、投資家からのあらゆる質問にリアルタイムで答えるというスリリングな企画です。当然、LIVEに参加した投資家から発せられる厳しい質問にも答えなければなりません。

50年以上前に米国で誕生して以来、世界26の国・地域、51都市にまたがり、80兆円を超える運用資産を誇るアライアンス・バーンスタイン社が、決して大規模ではない個人投資家向けの企画に対して丁寧に向き合って頂けたことは、私の喜ばしい記憶として残っております。

またその際にW氏は『弊社は自信を持ってお勧めできるものしか投資しない。』と発言していたことも強く記憶しております。そして本ファンドの運用チームはAmazonの成長に自信を持てない時期があり、2018年頃から投資し始めたとの話がありました。

当時のAmazonに対する期待値から考えると、これは少し遅い判断だと思いがちです。しかし周りに流されることなく、完全に納得できるまでは動かないという信念を貫いたそうです。その後、Amazonの株価チャートをご覧いただければ、それでも十分な利益を享受できた事が容易に確認できます。

このような小さなエピソードではありますが、アライアンス・バーンスタイン社が世界中で支持されてきた理由が少し見えた気がします。そして当然ではありますが、投資判断に対する絶対的なポリシーを感じられる貴重な出来事でもありました。

いかがでしょうか?

改めてアライアンス・バーンスタイン社の魅力を感じて頂けたのではないでしょうか。

しかし理想のポートフォリオを構築するにあたって、国内人気No.1のアクティブファンドを紹介するだけでは、私の気まぐれなnoteとは言え、せっかく読んでいただいた皆様に申し訳ない気持ちとなります・・・。

そこで国内では4つのコースで3000億円以上の純資産総額を誇る『キャピタル世界株式ファンド』についても簡単にご紹介したいと思います。

私見となりますが、本ファンドを手掛けるキャピタル・インターナショナル社は当時のトークセッションLIVEこそ応諾は頂けなかったものの、投資家への説明として提供しているツールや情報の質は非常にきめ細やかなものであると感じております。

特に『キャピタル世界株式ファンド』の販売用資料などを閲覧する機会がありましたら、是非とも他のファンドとの違いを感じて頂きたいと思います。

例えば世界の人口増加が株式市場の成長を促すことや過去の相場下落時の分析と心構え、継続投資と積立投資の重要性を問う内容は、本来あるべき資産運用の教科書としても代用ができる内容ではないかと思います。

それは単に個別ファンドの特徴や強みを説明する内容ではなく、投資をするに当たっての大切な考え方を伝えている販売用資料になるのです。

そして投資対象が米国株式だけではなく、グローバルな世界株式である点も、投資対象を特定の国や地域に限定せず、全世界に幅広く分散投資させることの大切も教えてくれるのです。

もちろん運用実績も文句なしです。

月次レポートによると設定来(2015.11.13)の収益率は105.9%との事です。単純に年率17%程度の運用実績ということなので、これはこれで立派な数字だと思います。

しかしキャピタルインターナショナル社は米国のロサンゼルスを本拠地とした創業90年の老舗企業であり、グループ全体で約246兆円もの資産を長期運用してきた世界有数の独立系運用会社です。

よって1973年3月から当ファンドと同様の運用手法を用いた運用戦略で、2020年末まで運用した場合のシミュレーションが販売用資料に記載されているのです。

これがとても興味深く、もし当時100万円で本ファンドを保有した場合、なんと資産は約73倍の7269万円になっているというのです。

もし今後も、これに近い運用が期待できるのであれば、なんとか自分の子供達のために100万円くらいの投資はしてやりたいものです。

ちなみに全世界株式は約21倍の2083万円ということなので、長期投資の有効性、そしてキャピタルインターナショナル社の運用戦略の素晴らしさが簡単に感じられます。

これらを考えると本ファンドの3000億円という純資産総額は決して多くなく、むしろ国内の個人投資家に本ファンドおよびキャピタルインターナショナル社の名前がもっと広まるべきではないかと考えます。

もちろん米国では最高の評価を得ており、グループの米国籍アクティブファンドの純資産総額は211兆円で、フィデリティ(143兆円)やバンガード(126兆円)に大きく差を付けて堂々のNO.1です。(2020年12月末時点)

ちなみに米国籍のアクティブファンドの純資産総額上位1位~4位を独占し、上位10本のうち7本がキャピタルインターナショナル社のファンドという驚きのデータも見ることができます。(2021.12末)

なぜ金融先進国である米国でこれほど人気があるのでしょうか?

なぜ長期にわたり、これほどの実績を積み上げることができたのでしょうか?

そこには世界44ヶ国に400名を超える運用担当者と7人のポートフォリオマネージャーが継続性と再現性を実現するために実践するチーム運用の仕組みがあるようです。

ぜひ皆様の目でご確認頂きたいと思います。


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