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大田泰示選手の「夏が終わった」。

高校野球で言うなら、「夏が終わった」というフレーズがピッタリの一瞬でした。

短期決戦ですから、調子を上げてきたチームと、落としてきたチームの対戦に、この結果は仕方のないことでした。

大田泰示選手は、目立った結果を残せずCSを終えることになりましたが、監督のシリーズ前のジョークの、「喉」はチームを鼓舞できたのでしょうか。

シーズン全体を通しても、大田選手はいま一つ結果を出せずということになりました。これが彼の体調(足の故障)によるものなのか、コーチの指導(ミート重視のバッティング)によるものなのか、監督の起用(生え抜き重用)によるものなのか、確たる情報が出てこない状況では、想像の域を出ません。

ここからは、シーズンオフの動向が気になりますが、そこで何かが見えてくるかもしれません。大田選手は、出番を求めて、愛着がありこの一年を過ごした横浜を去ることも、選択肢として持っているのです。

どうなろうとも、RCは大田選手から目を離さずに、プロ野球をウォッチしていくつもりです。理由は自分でもわかりません。彼のプレーには、チームスポーツの本質があるように思えてならないのです。

大田選手は、チームの若手と仲がよく、写真や動画でよく撮られています。自身が若手として苦労してきた経験が、そうさせるのでしょう。どこへ行こうとも、自身の成績がどうであろうとも、このスタンスは変わらないでしょう。

野球人として、今後も大田選手はファンを喜ばせ、はらはらさせ、チームのキーマンであり続けるでしょう。

今は、シーズンオフの大田選手の動きに、注目です。

RC



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