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作業療法士の先生の講義がありました。

皆さま、こんにちは。認知症看護認定看護師教育課程の担当バンキシャです。お久しぶりの投稿となります。

看護師が患者さんあるいは利用者さんに看護を提供する上で、医師、薬剤師、作業療法士や理学療法士などの他の専門職と連携・協働することが求められます。その中でも、認知症看護認定看護師が一緒にケアを提供することが多い作業療法士の先生にご講義をいただきました。

森彰司先生は作業療法士としてご勤務する一方で、ボランティア団体を立ち上げ、県民の認知症への理解を促進するために精力的に活動されています。※noteへの掲載について、森先生からご了解をいただいております。

作業療法では、『作業=人が生活の中で行うすべてのこと』と考えるそうです。

講義の様子

看護の視点だけでなく、他の専門職がどのような視点で認知症の方を捉えているのか、どのような目標を持って支援をしているのかを知ることは連携・協働することを促進してくれます。

風船バレーの様子①
風船バレーの様子②

レクレーションとしてよく実施される風船バレーですが、楽しいだけではなく、全身運動ができるか、細かい作業はできるか、両手を使うことはできるか、集中して参加できるか、などひとつひとつ細かく観察することでその人の持っている力を見つけ、日常生活の作業(看護ではADLですね)につなげていくそうです。

看護師もその人の『できる力』を日々大切にしていますが、リハビリテーションの方々はより一層その視点が強いと感じました。

このように当センターでは広い視点や根拠を持って認知症看護を実践するための学修を日々行っています。
このnoteをご覧になっている看護師の皆さん。当センターで一緒に認定看護師を目指してみませんか。