住所氏名を出さずにオンラインショップor販売をする方法はあるの?

何をするにも、気になる法律のこと……。
いつかグッズ販売をするその日のために、調査したことをまとめました。

「販売業者」にならなければOKな雰囲気ですが、ホワイト寄りで居たい!!

ネットで物販およびデータ販売をする際には、「特定商取引法」に準じた情報の開示が必要です。

掲載する欄が狭いなどの理由がある場合は「省略」することもできるそうですが、お客様からお問い合わせがあったら、迅速に開示することが条件となっています。

さて、住所氏名を出さずにオンライン販売することはできるのでしょうか?

▼出さなくてもOKなサービスがあるよ! という誤認識も……
「minneやcreemaなどのサービスなら出さなくてもOKだよ!」とアドバイスを受けましたが、厳密にいえばNGでした。特定商取引法を入力する欄はありますし、「省略した記載については、電子メールなどの請求により遅滞なく開示します」という条件があります。

住所はバーチャルオフィスでも可

・登記していれば100% OK
・事業所所在地を掲載する必要がある / 自宅住所で確定申告しているなら自宅
・複数の事業所を持つことはOK(個人事業主は申請いらず?要確認)
・都道府県をまたぐ場合は、複数の都道府県で事業税の納税義務者(要確認)

参考:バーチャルオフィスのレンタル住所(住所貸しサービス)を利用して自宅住所を公開せずネットショップを開業する方法

参考:個人事業主の『特定商取引法に基づく表記』の住所 / 弁護士ドットコム


しかし、ビジネスをするなら、氏名は出したほうが安全です。
そりゃあ、どこの誰かわからないような人から購入したくありませんよね。

▼どうしても不安なら、検索されないように、すべてひらがな表記にするか、特定商取引法を画像にする
検索エンジンにひっかからないようにするための裏技です。
サイト上に掲載することには変わりありません。

参考:特定商取引法に基づく表示での事業者氏名表記 / 弁護士ドットコム

検索エンジンに引っかかりづらくする手法はグレーですが、ひらがな位なら行けそうです。

例)
・ひらがな表記
・英語表記
・山 田 太 郎(一文字ずつ空白をいれる)
・画像にする

氏名を出さない方法はあるのか?

▼方法1:現物販売ならメルカリという手も
ゆうゆうメルカリ便などのサービスを使えば、手数料はかかりますがお互いに個人情報を開示せずに、売買することが可能です。

▼方法2:ダウンロード販売はBOOTHが有力
BOOTHはpixivが母体のECサイトで、同人誌やグッズの販売を行えるプラットフォームです。よくあるご質問に、販売業者に当たらないなら、開示しなくてもOKとの記載がありました。
※決済するためにPixivアカウントが必要です。

参考:「販売業者」にあたらない場合、開示請求をされても、自分の連絡先や住所を教えなくてよいのでしょうか?

【販売業者の基準】
①過去1ヶ月に 200 点以上又は一時点において100 点以上の商品を新規出品している場合
②落札額の合計が過去1ヶ月に 100 万円以上である場合
③落札額の合計が過去1年間に 1,000 万円以上である場合
(「インターネット・オークションにおける「販売業者」にかかわるガイドライン」より引用)

▼方法3:情報販売なら有料note
noteのFAQにも、販売業者に当たらないなら、開示しなくてもOKとの記載がありました。どおりで有料noteの販売が流行るわけですね。

参考:8-1. 特商法表示に基いて、自分の住所や電話番号などを掲載しなければなりませんか?

【おまけ】メルマガにも特商法の表記は必要
実はメールマガジンも、商品を紹介したり、サービスへのお申し込みを促す「広告宣伝メール全般」であれば、特定商取引法にのっとった表記が必要です。

参考:メールマガジン配信に関する特定電子法及び特定商取引法の規制 / 田島・寺西弁護士事務所

おわりに

赤信号・みんなで渡れば怖くない、なんて言葉もありますが……。
個人的にはグレーなことに手を出したくないので、ハードルが高いなあと感じました。

オンラインショップを始めるには、相応の覚悟が必要だなあと思いました。

いじょう!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

「いいね」「サポート」とっても励みになります^^

ありがとうございます〜!
19

rco

つくって、うって、ひろまって。:クリエイターの販売と宣伝

業種業態を問わずあらゆる商取引において必須の技能であるにもかかわらず、なぜか日本の知的生産者がないがしろにしているもの――それが「セールス(販売営業)」と「プロモーション(宣伝活動)」である。当然だが、いかに優れたプロダクトを持っていても、ただボンヤリとお客を待つだけではそ...
2つのマガジンに含まれています

コメント1件

とてもためになるお話しありがとうございます!ネット販売したいですが、ちょっとそこに力を注げずフワフワしてますw
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。