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【ワーホリ@ながの】声劇・ボイスドラマ台本 〜シーシャ場 円〜

皆さん、こんにちは!
ワーホリでR-DEPOTに来ている髙橋恵歩(あやほ)です。
私は長野に来てたくさんの素敵なお店や店主の方に出会いました。そこで、お店を訪れる人に今以上に愛着を持ってもらいたい、これからお店を初めてみたい人の背中を少しでも押したいという気持ちで、ご縁があった店主の方にどんな思いでお店を始めたのかをお聞きして発信することにしました。
声劇・ボイスドラマとは、映像がなく、効果音やセリフなどの音のみで構成された作品のことです。
台本制作のより詳しい経緯は前回のnoteをご覧ください!

目安3分

()描写 SE
(M)モノローグ 心の声
「」台詞

登場人物
・吉澤さん
・サンボさん
・風音さん
以下敬称略

◯piseのシーシャ会にて

風音「シーシャ屋さんやりたいって言う人連れてきましたよ〜。」

サンボ「あぁ、いらっしゃいませ。」

風音「日本をフラフラ旅してた、ちょっとおもしろい人なんですよ。」

サンボ「フラフラしてたの?」

吉澤「はい。カナダの永住権を取得しようと思ってたんですけど、コロナのロックダウンでカナダに行けず、でもじっとしていられなくて国内をフラフラしてたんですよ。」

サンボ「へぇ〜、カナダはもういいの?」

吉澤「そうなんですよ。これちょっと嘘みたいなホントの話があって。長崎の五島列島に行ってたんですよ。今にも雨が降りそうな中1時間かけて海まで歩いて、10分くらいぼんやり座ってたんです。そうしたら急に空がバーっと晴れてきて、それがあまりにも綺麗で号泣しちゃって、自分の気持ちも晴れて『もうカナダはやめて日本にいよう』って決めて、走って宿に帰ったんです。」

サンボ「ドラマみたいだね。」

吉澤「そうですね。それで日本にいることは決めたんですけど、長野に居場所がほしいというか、仲間に出会える場所はないのかなって思ってて。」

サンボ「うん。」

吉澤「そのあとふらっと行った金沢で、『ホテルという場所を通じて旅の拠点・地域のハブになりたい』というオーナーさんに出会ったんです。それで、居場所がほしいならつくればいいんだよな!って気持ちを固めることができたんですよ。だからそのオーナーさんもお店をやりたいと思ったひとつのきっかけになりました。」

サンボ「なるほど。それで、なんでシーシャ?」

吉澤「涼しさを求めて行った北海道のシーシャ屋に行ったんですよ。それぞれがゆったり自由に過ごしていて、あっという間に数時間が過ぎちゃって。珈琲1杯だと2時間とかいるの申し訳ないけど、シーシャならゆっくりお店で時間を過ごせるなと思ったんですよ。」

サンボ「たしかに。」

吉澤「本当に気兼ねなく時間を過ごしてもらえるような、ここが自分の居場所だって感じてもらえるような店。『おかえりなさい』って迎えられるような店にしたいです!」




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