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青年会議所・JC

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青年会議所(JC)についての記事をまとめました。
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記事一覧

JC論:3信条

JC論:3信条

青年会議所活動を端的に表したものとして3信条があります。これは、日本青年会議所が設立される前の1950年にJC運動の行動綱領として生まれたそうです。この3信条はJC運動の本質を端的に表しています。

3信条とは以下のようになっています。
・トレーニング  個人の修練
・サービス  社会への奉仕
・フレンドシップ 世界との友情

バイブルオブJCには以下のように解説されています。

若い人々が集ま

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JC論:良い会議・良いJC:会議のマナー(参加者)

JC論:良い会議・良いJC:会議のマナー(参加者)

会議で意見を出す権利を持つ参加者には、当然自由な発言が許されますが、それでも一定のマナーは必要です。

もちろんあえてマナーを破ることも時には必要なこともあります。でもそれはあえて破っているという認識のもとに行われるべきです。また、進行役である理事長、副理事長、専務理事なども目に余るマナー違反があれば割って入ってください。進行役とはそういうものです。

意見のマナー1:細かい意見は書いて渡す議案の

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JC論:良い会議・良いJC:会議のマナー(上程者)

JC論:良い会議・良いJC:会議のマナー(上程者)

良い会議には参加者一人一人のマナーが重要です。マナーはルールではないので取り締まる必要はありませんが、心がけとして意識されることが重要です。

特に上程者、意見をする人にはマナーが求められます。まずは上程者のマナーから。

上程のマナー1:意見がほしいポイントを絞る会議で上程者は議案を上程することで、参加者の同意を集め、議案をより良くするための意見を求める場です。だからこそ、現時点でどこに同意が欲

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みなとまつりを終えて。

みなとまつりを終えて。

みなとまつりが終わって一週間。自分がJCのおまつり委員長をやるなんて、去年の今頃には全く想像してませんでしたが、大きな事故や問題を起こすことなく、自分なりの色も出しながら、大役を果たすことができました。事業的にはまだ残すところがあるのですが、一度振り返りをしてみたいと思います。

信頼JCにおける今年のおまつりテーマは「信頼」。自分の能力を超えた大きな事業に対して、周りの仲間を信じて頼って動いても

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救命講習で育まれるリーダーシップ。

今日は気仙沼青年会議所の3月例会で、消防署にて3時間の救命講習を受講してきた。元々は義務で受けさせられるイメージだったのだが、議案を上程した委員長の熱い思いを聞いて、非常に楽しみにしながら参加。

メンバーも37名中30名が出席という、近年の例会で稀に見る出席率の高さ。委員長の思いの強さがメンバーの行動にも波及した点で、例会の運営としても見習う部分が非常に多いなと感じた。

内容は非常に実践的で、

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上司に恥をかかせる行為。

あっという間に1月が過ぎ去ってしまった。各支店の挨拶回りや新年会、関わっている複数組織での人事関係の面談、様々な状況会議への参加など、いろいろ忙しくしているうちに2月へ突入。

完全に首が回っていない状況の中で、青年会議所の議案が疎かになっていて、担当の上司に報告したり、委員会メンバーと集まったりも出来ず、間に合わせで資料だけ直して提出、という事態になってしまった。

ホウレンソウが疎かになるのは

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それは例会でやる価値のある事業か。

年が明けて1回目の気仙沼青年会議所の三役会。4月に例会を実施するので、慌てて議案をまとめて提出して臨んだ。

一昨年の二の轍は踏まないように、方針レベル・概要レベルでは事前に相談に乗ってもらっていたし、自分なりに多方向からシミュレーションもして、急ごしらえながらもギュッと整理して内容は詰めたつもりではある。

ところが、今回も思わぬところで手痛い指摘をいただいた。それがタイトルに書いた、「それは例

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食い下がって深掘りする質問の練習。

昨日は青年会議所の次年度理事予定者会議。この場で来年の理事長基本方針や委員会基本方針などが承認されると、いよいよ年明けを待って走り出すばかりとなる。

前に質問は難しいというエントリーを書いたが、今回はちょっとしたチャレンジと思って、「市民の共感を獲得する」という箇所について深掘りして質問してみた。

今回の答弁のやり取りは以下のような形。

廣野 「共感させる動作は分かったが、何に対して共感して

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目的・手法・効果、というフレームワーク。

気仙沼青年会議所では、次年度に各委員会の委員長を務める人間が、委員会基本方針という文書を書くことになっている。表題に書いたフレームワークは、その基本方針の中で用いられる考え方だ。

基本方針の中では、「(目的)のために、(手法)を実施し、(効果)を得ます」というひな形に合わせて書かなくてはならないのだが、意外とこの目的と効果の区別が難しい。

例えば、僕が今回出した基本方針には、「交流を深めるため

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骨折入院から学んだ組織論。

去年、僕は気仙沼青年会議所で委員長という役職を担当し、理事の一員を担わせていただいた。今年は副委員長という役職で、理事からは外れて委員長を補佐する役割を担っている。

何か不祥事を起こして降格したわけではなく、去年夏の両腕骨折を踏まえて役職を下げてもらったのだが、違った立場から委員長という役職を見て気付いたことがある。

去年委員長をしていたときは、委員会のメンバーに仕事をお願いすることが全く出来

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的確な質問を投げ掛けるのは難しい。

昨日は気仙沼青年会議所の次年度理事会。理事長方針や組織図など、上程された議案について協議する場。今年は理事者でなかったので久々の参加だが、改めて質問というのは難しいなと感じた。

もちろん、明らかな間違いと思われる箇所を確認するような質問のは簡単。また、自分が理解しきれなかった点を説明してもらうのも、相手がある程度答えを持っているので、素直に質問と回答の往復をすればいいので難しくない。

今回

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