通販部門の今後の展望。

アサヤでは「気仙沼さん」という通販サイト(ネット通販、EC)を運営している(正確には子会社として)。気仙沼の物産品を幅広く扱うサイトで、元々は他社で運営していたのだが、地元でのご縁から引き継いで運営することになった。

2016年11月から運営しているので、もう2年半が経過したことになる。売上は成長傾向にあるものの、以下のような外部環境を考えると、立ち位置をしっかり考えていかないと、経営環境としては厳しくなってくる。

・仕入販売なので利幅が限られる。
・水揚状況によって品切れが発生する。
・自社サイトでも並行して直販するメーカーもある。

引き継いで運営を始めた当初、僕なりには以下のような気仙沼さんの立ち位置を考えていた。

・気仙沼の地域商社(手近なところでは窓口一本化や送料削減、ゆくゆくは顧客ニーズを捉えた新商品開発)
・漁業者の販売代行(漁業資材を扱うアサヤにとって、漁業者がしっかり販路を確保して潤うことは重要)
・観光と物産の融合(通販の顧客が現地に来たくなり、観光客が後から懐かしんで通販で買いたくなる)

ただ、これだけでは十分に採算が合うだけの事業規模にはならない。誰でも簡単に思いつくようなことは、既に既存事業者が取り組んでいるはずであり、それでも大きな動きになっていないのなら、簡単に上手く行かない理由が必ずある。世の中、なるべくしてこうなっているのだ。

現在のスタッフはフルフィルメント業務(注文・出荷処理)でほぼ手いっぱいなので、なかなか新しい手に着手する余裕はないのだけど、今の路線からさらに飛躍するために、日頃から様々なアイディアは温めている。

・漁業資材のネット販売(宮城・岩手以外の漁業者、漁業者以外の顧客と繋がるための手段として)
・メーカーの通販サイト運営代行(いわゆるシェアードサービスセンター、気仙沼さんに運営委託した方が楽で儲かる、という提案ができれば)
・情報発信コンテンツの充実(現時点では見込み薄、現地で様々なメーカーと付き合いがある立ち位置を活かしたライブコマースなど)
・新しい販路の構築(これも現時点では見込み薄、飲食店への卸、イベントへの出展、定期販売など、様々な選択肢はあるが決め手に欠ける)

バランスの取り方は難しいが、まずは現在のお客様に喜んでいただける行き届いた業務を実現するのが最優先。その上で、漁業資材と観光と通販の3本柱がシナジーを生み出すように、前向きにチャレンジをしていきたい。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

嬉しいです☆

廣野一誠

経営理念・戦略

アサヤ株式会社の経営理念・戦略についての記事をまとめました。

コメント3件

文脈かわるけど自社サイト強化+Amazonで、漁具売りまくる。(日本の技術として、世界に羽ばたける気がする。)
漁具販売、結構本気でやりたいんだよね。Amazonは早く攻めたいと思ってるよー!
僕もアマゾンが出張シェフサービス始めたら登録するw
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。