プロジェクト管理をするか、日々ルーチンをこなすか。

長期間にわたるプロジェクトは、計画を立てて管理するのが鉄則。コンサルティングやシステム導入のプロジェクトでは、Work Breakdown Structure(通称WBS)と言って、目標達成のために必要なタスクを分解して、ガントチャートに落とすのが通例だった。

確かに、細かい粒度で作業時間を見積もれば計画の精度は上がるのだが、長いスパンで仕事の段取りをじっくり考えるのは、なかなか気が重くなる作業でもある。実際、同僚のコンサルタントでもWBSを作るのは苦手だった人は多いし、僕自身も苦手である。


一方、気仙沼に戻ってきてから気付いたのは、WBSのような長期的な計画を立てることなく、週次や隔週での定例会をセットしてプロジェクトを管理することが多いということ。

初めは違和感があったが、長期的な計画を立てるのは高度なスキルが要求されるし、立てた後も継続的にアップデートする工数も必要。プロジェクト管理に長けた人材も割ける工数も不足しているならば、定例会で管理するのも実は理に適っている。

一度ルーチンに落とし込んでしまえば、人間はさほどパワーを使わなくても行動を継続できる。リーダーが定例会を仕切り、週次や隔週のペースで都度指示を出していく方が、小さなプロジェクトを管理するには適しているのかもしれない。


ただし、本当に大きなプロジェクトを手掛けていくのなら、このやり方もいずれは限界が来る。小さく始めて大きく育てるなら、大きく離陸することを意思決定するタイミングで、プロジェクト管理のあり方を考え直した方がいいのかもしれない。

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廣野一誠

プロジェクト管理

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