気付いて欲しい人には聞こえない現象。

名指しで注意すると角が立つからと、一般論として全体向けに注意をしたことはないだろうか。そういう場合、往々にして気付いて欲しい人には聞こえず、逆に、きちんと出来ている人には過剰に届いてしまう、ということがある。

でも残念ながら、気付いていない人はきっと直接言われないと気付かない。例えば、挨拶ができない人は、挨拶をすることへの意識が弱いのであり、一般論として言われても意識に登ってこないのだ。


あとは、なるべく角が立たない言い方を心掛けるしかない。

・行動規範や評価基準として書面化しておく。
・現場を押さえた瞬間に素早く指摘する。
・面子を潰さないように一対一で伝える。
・明るく笑顔で冗談交じりに指摘する。
・コーチングの手法で相手の口から引き出す。

テクニックは数限りなくあるだろうが、何にしても相手と向き合うことは避けて通れない。相手が自然に変わってくれるのを待つのではなく、自ら変化を作り出していかなくてはならない。


ちなみに、このブログには強めに言い聞かせるような記事が多いですが、あくまで反省や自戒として自分に向けて書いていて、その教訓や学びが他の方の役にも立てば、ということでオープンにしています。

「あれ、もしかして自分のことか?」とドキッとする方もいるかもしれませんが、基本的には当てつけの意図はありません。そういう方はきっと気付いている側にいるので、復習・再確認くらいの気持ちで受け流していただきたい。

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