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日常の本棚

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特にこれといって深みもなく。なんでもない日常を書いた日記が置かれています。
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「なんとなく」で果実酒作りました。

12月2日に、一度やってみたいと思っていた果実酒作りを始めた。 冬に作るといいお酒を調べていると、みかん酒とキウイ酒を発見。 ものは試しと、密封瓶を購入。みかん、キウイ、それに混ぜるレモンに氷砂糖も購入すれば準備は完了。 よいしょよいしょと作業をすること2時間ほど。すぐに完成した。 果実酒は梅酒のイメージが強かったので、半年一年浸ける必要があると思っていたら、なんとなんと、みかん酒はたったの1ヶ月。キウイ酒も3ヶ月で飲めるようになるらしい。 そして待ちに待ったみかん酒がつ

人と会う体力。

ひとりの時間が好きです。 けれどずっとひとりだと疲れます。 みんなといる時間も好きです。 けれど、みんなといると疲れます。 自分でもよくわからないような、この気持ちのバランスを取るのが難しい。 基本的には、自分のペースで動けるので、ひとりでいることが好きなんだけども、ずっとひとりで考えたりしているだけではだんだんと疲れてくる。 だから、誰かと過ごす時間も大切にはしている。でも、そうやって人と会う、ということにものすごくエネルギーを使っている。 今日は友だちと小旅行。

一流の技。

今日はジョージア国立民族合唱舞踊団 ルスタビの舞台を観に行ってきた。 ジョージアは、アジアとヨーロッパを結ぶ"民族の十字路"と呼ばれるコーカサス地方に位置し、ルスタビは1968年に創立された国家を代表する民族合唱舞踊団である。 もともとは母が観に行く予定だったそうなのだが、行けなくなってしまい、たまたま予定が空いていたので、僕が観に行くことが出来た。 もともと、演劇や舞台を見ることは好きだ。 民俗調の音楽に合わせて繰り出される歌と踊り、その一つ一つがあまりに美しかった。

走る。

11月25日(日)は大阪マラソンがある。 去年はインターン先である認定NPO法人D×Pのチャリティーランナーとして走った。 今年は大阪マラソンには出場しないけれども、今日は久しぶりにランニングをした。 走るようになったきっかけは、不登校になったことからだった。 中学のころ、ずっと引きこもっていたから少しでも運動をしようと、毎日夜になると、家の周りを走っていた。運動不足解消もあったけれど、それ以上に、そうでもして身体を疲れさせなければ、夜、眠りにつくことが出来なかった。 そ

肩書きを外して関わる。

僕は組織の中に入るのがとても苦手だ。 先輩後輩、上下関係がとにかくとてつもなく苦手で、相手が上司や先輩にあたる関係だと自分らしくいることが出来なくなる。 だから、部活も続かなかったし、アルバイトも一人でできるような家庭教師をやっている。 組織の中にいるときは、普段の自分と違う。素の自分の時とは、真反対のことを周りから言われてしまい、自分が自分じゃないような感覚になる。 それは今のインターン先でも同じだ。 社員の人たちといるときは、少し窮屈になる。 けれど、今日は社員の

大好きな本屋さん。STANDARD BOOK STORE

歩いているだけで、隣にいる人たちと肩が擦れ合う。 大阪の御堂筋はそれぐらい人が多い。 人混みは苦手なので本当はこの道を歩くのは好きじゃない。 いつもより少し早歩きで、進め。 角を一つ曲がる。 とある服屋さんの横、階段を下る。 一段一段、いつも少しワクワクしながら。 扉を開けると漂う独特の匂い。 「本屋ですが、ベストセラーはおいてません。」 大阪、心斎橋にあるブックカフェ STANDARD BOOK STORE は大好きな本屋さんだ。 キャッチコピーにある通り、普

偶然の中にある繋がりを大切に。

「本当にこんなところにカレー屋さんがあるの?」 そう言いたくなるほどの、一見すると古びた感じの建物。目の前には人が一人通れるほどの細く、急な階段。そこを登った先にあるのが、天満橋のカレー屋さん「クミンソウル」 扉を開けると、鼻に突き抜けるスパイスの独特の香。 お店の中は細く、カウンター席が並んでいるだけだ。 木材を基調に、穏やかな音楽が流れ、居心地が良い。 若いお兄さん二人が、カウンターの向こうで調理をしている。 インターン先の仲間と、会議終わりにふらりと寄ってみた。 こ

みんなで歩く。ただそれだけの特別。

みんなで夜歩く。ただそれだけなのに、どうしてこんなに特別なんだろう。 恩田陸の小説「夜のピクニック」 全校生徒(1000人)が夜通しかけて、80kmの道を歩くという物語。 ただ歩くだけ。何でもないことなのに特別。 そんな話にあこがれて、5月の末に同じことをやってみた。 場所は京都。さすがに80kmとはいかなかったけれど、深夜0時から鴨川に集まり、仲良しの2人といっしょに朝までかけて嵐山を目指して歩いてみた。 楽しい。本当に楽しかった。 小説のような展開があるわけでもない。