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「文章を書く」から「発信する」へ。

「読むことはあなたの世界を広げる。でももし、あなたが書くことができれば世界を変えられる」

ブラジルの教育者、パウロ・フロイレの言葉。

発信するって、どういうことなんだろうと考えていた。

これといって伝えたいことがあったわけではなかった。昔から、自分の考えを文字にして表現をすることが苦手で、少しでも文章を書くことへの抵抗感を減らせたらと思い、noteを始めた。

今年に入ってからアカウントを作る。
最初はやる気もみなぎっているから、週に1回の更新を続ける。しかしそれも1ヶ月しか続かない。書きたいと思うことがあっても、文字にすることが出来ない。書けば書くほど、無理やりひねり出したような言葉になり、自分の考えからは離れていく。だんだんと気持ち悪くなり、noteを開く回数も減っていく。

このままじゃいつまでたっても、文章を書くことが嫌いなままだ。
とにかくまずは書いてみよう。表現だってぐちゃぐちゃでも構わない。
読む人のことを考えてない?
知ったこっちゃない。自分のためにやっていることだ。

毎日毎日更新を続ける。1日10分ほど。とにかく文字にすることだけを意識した。無理やり書いたものもある。
「なんだこの文章。」
自分でも笑ってしまった。

けれど、毎日更新していると、誰かからの「いいね」が届く。
こんなとりとめもない文章だけれど、読んでくれる人たちがいるんだ。
そう思うと少し嬉しかった。

もともとは自分のために始めたこと。
だから、「発信する」ということについて、それほど深くは考えていなかった。

発信するってどういうこと?

フォロワーを増やすこと?
pvを増やすこと?

そうやって考えたとき、出てきた言葉は、誰かの何かを変えることだった。

別に大きなことじゃなくていい。
読んだ人がちょっとでも心が落ち着くとか、ひまな時間を少しだけ有意義に過ごせたとか、そんなことでいい。

「文章を書く」ということへの抵抗感は無くなった。
次は「発信」を、してみようと思う。

#エッセイ #文字 #言葉 #文章 #表現 #毎日更新

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