5月7日はベートヴェン交響曲第九初演日(1824年5月7日@ウイーン)から200年

日本には1918年6月。
四国鳴門市の捕虜収容所に居たドイツ人達から日本に送られたベートヴェン交響曲第九。
ベートヴェンが大学生時代から心酔していた詩人シラーの詩「歓喜に寄す」、これを音楽で表わすことに執心、
既に重度の難聴にあったベートヴェンが、指揮棒を口にくわえてピアノ鍵盤の音を探りながら完成させた日のことを思うと言葉がない、SPEECHLESS.

音楽評論家の平野さんが言う、
ベートヴェンの伝えたかったテーマは
下記の内、
あなたの不思議な力が再び結び合わせる、※
時流が厳しく分け隔てていたものを。※
すべての人が兄弟となる、※

現代に生きる我ら、
もう一度ベートヴェンの楽曲のすばらしさの中にある
彼からのメッセージをかみしめて
人類社会のこれからを考え、行動しようではないか?


(参考引用)
歓喜の歌

(日本語訳 平野 昭)

おお友たちよ、これらの調べではない!
さあ、もっと心地よくて、
喜びに満ちた歌をうたい始めよう。(この3行のみべートーヴェンの言葉)

歓喜よ、美しき神々の閃光よ、
エリジオンの乙女よ、
我ら、その炎に酔いしれて
天上なるものよ、あなたの神殿に足を踏み入れん。

あなたの不思議な力が再び結び合わせる、※
時流が厳しく分け隔てていたものを。※
すべての人が兄弟となる、※
あなたの優しい翼が憩うところで。

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