&bottleという表明。

 淀屋橋から京阪電車に揺られて古川橋へ。橋から橋へ移動するのが鉄道ってなんだか面白いな。なんて、いままで考えたことがなかった思いつきに自分で感心してみる。自宅や事務所からそこそこ距離のある古川橋駅が、すっかり見慣れた景色になったのは、ここにタイガー魔法瓶の本社があるからだ。そろそろ年度末、『&bottle』発売から半年の振り返りと、来年の展開を考えるべく、その日も僕はタイガーさんに向かっていた。

 タイガーさんによると、おかげさまで売り上げの当初目標を1月時点ですでに達成。同じ時期に販売した商品のなかでは、ずいぶん優秀な子に育ってくれたとのこと。数字が全てではないものの、組織のみなさんにとってはそういうわけにもいかないから、実のところとても気になっていて、僕はほっと胸をなでおろした。それもこれも、いろんな側面で協力してくれた仲間たちや、タイガーの営業さんたちのおかげ。そして何より、&bottleを買ってくださったみなさんのおかげだ。

ありがとうございます。

 特にRe:Sマターで卸させていただいているお店の販売がとても好調で、その共通点を言うと、それらすべて「魔法瓶が置いてなさそうなお店」だということ。これはとても大事なことだ。

 もう20年近く前になるけれど、尊敬する先輩編集者や、デザイン会社の社長とともに、『BOOKCOVER×BOOK』という商品を作ったことがある。少し極端に言うと、当時、本を売る場所は本屋だけだった。そしてブックカバーを売る場所は雑貨屋だった。そこで、布製のブックカバーがついた文庫本シリーズ『BOOKCOVER×BOOK』をつくることで、書店さんには「変わった装丁の本です」と、雑貨屋さんには「本がついたブックカバーです」と言って、双方に販路拡大した。

 そしていつしか、雑貨屋に本があることも、本屋に雑貨があることも当たり前になった。Re:S=Re:Standard

 魔法瓶というプロダクトの可能性は計り知れないと僕は思っている。まだまだ成長産業なはずだ。実際まだ使っていない人たちが沢山いらっしゃる。

 そこで今年僕がさらにすすめたいのが、まさに「魔法瓶が置いてなさそうなお店」での販売なのだ。&bottleをホームセンターや家電量販店で販売しないのは、12年間の思いをこめてようやくリリースできた&bottleが、単なる魔法瓶の新製品として消費されないためだ。

 使い捨てない生活から、環境に負荷を与えない暮らしを考えるのは、未来を思う現代人にとって当たり前なこと。しかしこの当たり前を実践することが難しい時代だからこそ、その意思表明として『&bottle』を使ってもらいたいと思う。

 服屋さんでも、本屋さんでも、飲食店でも、そんなステイトメントの象徴として、&bottleを販売したいと思ってくださる方は、ぜひRe:Sから卸させてください。基本は、一箱(20本/カラーの組み合わせは自由)以上、買切7掛けをベースに卸させていただきます。下記メールフォームにぜひ、ご連絡お待ちしています。


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コメント2件

bookcover book 懐かしいです!今でも大切に持ってます!📖
持ってくれてるんですねー! 嬉しい! 貴重!
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