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利他な欲望で謙虚な独裁者が秋田を再定義した裏話。

ここのところ急激に、取材いただいた記事がアップされているので、ここでまとめておこうかなという軽い気持ちだったんですけど、せっかくならそれぞれの記事の取材の裏側というか、インタビュイーとしての僕の思いを書いちゃおうかなと。そんなエントリーです。(今回もほぼ最後まで無料で読めますよ)

1)まず最初は「いちじくいち」のクラウドファンディングを成功させるべく、取材いただいた、CAMPFIREさんのメディア「BAMP」の記事から。

この取材ではじめてお会いすることができたライターの根岸達朗くんのクレバーさに感服。クラファン終了日の関係で、取材からアップ日までほんと時間がなかったんだけど、見事なスピード感で仕上げてくれた根岸くん。何がすごいって、インタビュー最初の質問がいきなり、この記事の核である「利他精神」の話で、「なんて話が早いんだ!」と。ええもう、そこから一気に喋り倒しました。アップされたインタビューでは、いちじくいちの説明から、利他精神の話へという、読み手に優しい流れになってますけど、現場はいきなり「利他こそ自己の欲望だ!」っていう本質から話がスタートしたから、ほんと気持ちいい取材だった。いやあインタビュアーとしても、めちゃめちゃ勉強になったなあ。


2)つづいては、謙虚な独裁者であれ。なんていう、なかなかに仰々しいタイトルがついた「ハフポスト」さんの記事。

こちらはインタビュー時から、記事公開まで丸4ヶ月。あれ? そういえばあのインタビューって、もう公開されたのかな? と、不安になって問い合わせちゃったくらい。こちらは本来、自著「魔法をかける編集」のPRとして、版元のインプレスさん経由で引き受けたインタビューだったんですが、4ヶ月経ってあがってきた記事は、タイガー魔法瓶さんと一緒につくった、あたらしいふつうの水筒『&bottle』のことがメインに。公開まで、あまりに時間が経っちゃったので、編集者さんがタイミングのいい記事に中身変更してくれたんですね。結果的にはとてもありがたかったです。
しかし、またイカついイメージついちゃった気がするなあこの記事。実際は僕、ふにゃふにゃですから。でもさすがハフポストさん、記事公開直後三日間くらい、自著「魔法をかける編集」がアマゾンの出版マスコミランキング1位になったりと、めちゃめちゃ反響あってありがたかったです! 


3)でもって、これが僕が編集長を務めていた秋田県発行のフリーマガジン『のんびり』の制作の裏側を取材してくれた記事。

これはある意味、僕の記事でもあるんですけど、僕自身は一切インタビューを受けていないという、なんだか不思議なやつ。いやあこれは読んでて一番面白かった! 自分の言葉がない分、自分自身を最も客観視できる記事だし、この記事を書いてくれた友光だんごにひたすら感謝の気持ち。ちなみにこの記事は、取材から公開まで10ヶ月くらいかかったみたいだけど、逆にそこまで粘ってよく公開したな! って思う。たしかに物事ってタイミング大事だもんね。いい時期にアップしてくれました。


ということで、とりあえず直近の三つの記事をまとめてみたんですが、ここからは、参考までに、それぞれの記事の僕の赤入れ具合、つまりはチェック用の原稿をいただいたあと、僕がどれだけ修正指示を入れたかについて、書いておこうと思います。それを知って改めて記事を読んでくれると、見え方が随分違うんじゃないかと。

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