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ケーブルテレビの底知れないチカラ

 愛知県の刈谷市に来ている。

 初めてやってきた刈谷駅の駅前の立派さにこれがトヨタウンと呼ばれる証かと、驚いた。

 刈谷市の上場企業をざっとあげてみても、

アイシン精機株式会社(トヨタ系の自動車部品メーカー)
株式会社デンソー
(トヨタ系の巨大自動車部品メーカー)
株式会社豊田自動織機
(トヨタ自動車の母体となった会社)
トヨタ紡織株式会社
(元紡績会社ながら、こちらもトヨタ系列の自動車部品メーカー)

とまあ、このとおり。まさにトヨタウン。

 そんな刈谷市にやってきたのは、例によって講演に呼んでいただいたからなのだけど、今回僕を呼んでくれたのは上述のトヨタ系列企業さんではなくて、キャッチネットワーク(KATCH netowork)というケーブルテレビ。

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↑すんごいところにあった。周り全部田んぼ! しかし立派な社屋だよね。Wi-fiのルーターみたいやけど。

 なんと約140人もいらっしゃるという社員さんのうち、1/3を超える50人の社員さんたちを前に講演をさせてもらって、さらにそのまま、久しぶりにワークショップもやってみた。

 これがまあ、ずいぶん楽しかったので、今日はそのことを書く。


 僕はCNA秋田ケーブルテレビで『のんびりし〜な』という番組を企画。
&出演していたり

 自著『魔法をかける編集』では、視聴率80パーセントという長野県のケーブルテレビLCVのことについて書いたりと

↑自著のオーディオブック版が出たよ!


 とにかく、以前からケーブルテレビの魅力について、たくさん発信しているつもりだけれど、まだまだ世間は、その魅力について理解してくれていない。

 僕はケーブルテレビが

東京のキー局↓
地方局↓
ケーブルテレビ

 というヒエラルキーの最下層にある感じを、いち早く覆したい。もはやそんな時代じゃないもん。

 しかしこういった無意識のヒエラルキーを強固なものにしているのは、往々にして、当の本人たちだったりする。その状況に甘んじているうちに、それが習慣化して、ある種のぬるま湯に心地よく浸かり続けてしまうのだ。だからケーブルテレビって未来いっぱいやん! ってことを、一番理解できていないのはケーブルテレビで働く人なんだと思う。

 だからこそ、こうやってまっすぐケーブルテレビの社員さんたちに講演ができるのは最高に嬉しい。しかもバリバリ平日のど営業日にも関わらず、社長を含め1/3以上の社員さんが2時間ガッツリ僕のお喋りを聞いてくれるんだから、ほんとありがたい。

 だからなんだかいつも以上に熱が入っていたかもしれない。それくらい、呼んでくれたことが嬉しかった。


 午前中の講演を終えて、社員食堂でお昼ご飯をいただいたあと午後からはなんと4時間のワークショップ

 WSの内容は、午前の話を踏まえた上で、番組やサービス、イベントやものづくりなどキャッチネットワークが地域のなかで果たすべき新たな企画を考えるというもの。

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 ちなみにこのWSにも忙しいなか、20人ほどの社員さんが参加してくれた。参加してくれた人たちは、いわゆる営業さんと制作さん。大きくその二つに別れるけれど、両方の人たちが参加してくれたことでコンテンツメーカーとそれを売る人たち、それぞれの課題意識が共有できたように思う。そのことは、双方の立場を思いやることにつながるから、そういう意味でも絶対に価値のある時間だった。

 で、その成果なんだけど、これがお世辞抜きでめちゃめちゃ素晴らしかった! みんなマジで優秀すぎて、今後も仕事したいって本気で思ってる。なので上層部の人にガチ相談する。

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 なので、せっかくのWS成果を面白かったね〜! で終わらせないために、今回のWSで生まれたいくつかのよいアイデアをここでオープンにしちゃおうと思う。だからKATCHのみんな! アイデアのままで終わらせず早くカタチにしないと、勘がよくて、動きの速い、センス抜群な他の土地の人たちが、先にカタチにしちゃうよ! それくらい良い企画だから。

 ということで、僕が心底感心した、キャッチネットワークWS、BEST3企画をここで公開します!

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藤本智士(Re:S)

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やばい、うれしい……
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藤本智士(Re:S)

編集者。1974年兵庫県在住。『Re:S』『のんびり』編集長。著書に『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』共にリトルモア、『魔法をかける編集』インプレス。『ニッポンの嵐』『るろうにほん 熊本へ』など手掛けた書籍多数。

Re:S note(りすノート)

2006年に創刊した雑誌「Re:S(りす)」編集長の藤本智士が、いまあらためてお届けする、あたらしい“ふつう”のnote「Re:S」。 日々のこと。旅のこと。地方のこと。編集のこと。 記事アップは月4回以上かなぁ。
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