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iPhone壊れてありがとう。

iPhoneが熱中症で昇天してからアップルストアの修理予約日まで約一週間。昨日ようやくiPhoneが復活した(ていうか新品交換完了)。

この際、スマホなし生活はじめたろかなと一瞬思ったけど、全然無理。完全に依存してる。iPhoneが使えないことへの不安は、見事なもんで日を追うごとになくなっていくものの、その一方でiPhoneが使えないことの不便さは増すばかり。

iPhoneケースに交通系ICカード入れてる僕は、無応答なiPhoneを保護せんと誠意みせてくるケースをそのまま携帯してたので、

「清水尋也? 俳優さん? 何に出てる人やっけ?」とか言いながら検索しようと手元のiPhoneを手に取るも画面は真っ暗で、
「あっ、iPhone壊れてんねやった」

「あの店、今日定休日じゃなかったっけ?」と食べログ検索しようとするも、「あ、あかん…」

取材先に向かう途中、助手席でええ格好して「俺、iPhoneナビしようか?」
いや「できへんできへん」

「明日は朝7時に起きればええか」と、ホテルでタイマーあわせようとiPhoneを手に、「あっ……」

と、まあそんなことの連続。僕の生活の様々をこんなにもサポートしてくれてたんかと、手放すどころか、逆に愛らしくなってきた。

なにより諸々のお仕事の待合せでは、関係各位だいぶご不便おかけしました。とにかく電話がないとパソコンでしかやり取りできないから、あらためてWi-Fi環境のありがたさが身に沁みたなあ。東京はまだしも、秋田で取材のときとか、駅近辺のWi-Fi環境整ってるとか神!って思った。デジタルの恩恵はやっぱ圧倒的に都会より田舎にあるなと痛感。

だからみなさんもiPhoneのバックアップ忘れずに! とか、そんなこと言う気はさらさらなくて、それよりもしiPhoneが天に召されたら、デジタルの恩恵をこれでもかってくらい感じられるから、前向きにチャンスターイム!って思った方がいいし、そろそろスマホを悪者扱いするのは終了して、とりあえず一回Siriに「ありがとう」言お、と提案したい。



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