日記『私の住処』(20210930)

投稿してからタイトルに日記と書くのを失念することがよくある(前3日分のタイトルを修正した).

朝ごはんはその日に買い物に行くほうがいいよな~って寝る前に思っていた.起きた後に日光を浴びると目覚めがよいとはよく言われているので外出の口実を作ればいいんじゃないかなとは思った.でもこんな時間に起きていてはどうしようもない.

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とりあえず手元に一つだけあったうまかっちゃんを食す.インスタント麺はできるだけ食べないようにしようとは思っていたけど捨てるのはもったいない精神のほうが働く.相殺するために近所のスーパーでもやし一袋を買って打ち込んだ.野菜とスープは相性がいい.時間があればARuFaさんが作ってたマイナスポトフを作りたい.コトコトコトコト煮込んだ野菜が食べたい.あと高菜はなんぼあってもいいので結構な量を買っていたが今見ると賞味期限が一ヶ月前だった.高菜チャーハン作らないと……

明日から授業だ.授業が始まると嬉しいことが一つだけある.それは食事に関することだ.

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これが私の下宿である.有名というか悪名高いというか,なんにせよ広く知られている京都大学熊野寮だ.ここに住むと得られるメリットもデメリットもハチャメチャにデカイので住む人を選ぶ.まずメリットとしては先程も挙げた食事のことだ.

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これは来週のメニュー表.栄養士さんが考えたとにかく健康的な食事が提供される.私が一向に料理を覚えない要因の一つだ.

朝170昼260夜390で三色健康的な食事ができるのでほんとうにありがたい.長期休暇や土日などは寮食がないので自分で食事を選択することになるが,この料金でこの食事を賄うのは不可能だ.

次に家賃が安い.一ヶ月4100円で光熱費は不要である.一年住んでもその辺のアパートの一ヶ月分程度である.光熱費が大きくて,夏場は常に部屋でクーラーをつけても何も心配する必要がない.冬場もそうだ.私は一回生のころは実家から大学に通っていたが通学に片道2時間かかっていたので一日4時間電車に揺られることになるし,京都方面へ向かう電車はその時間帯は確実に満員なので大学に着いた時には既に疲弊している.それが月4100円で解消されるなら安い話だ(逆に寮が嫌になって一人暮らししたくなっても経済的な事情が呪いのようにつきまとうのだが).あと,部屋には先人が置いていったクーラーやクローゼット,机,冷蔵庫などがほとんどの部屋では揃っているので初期投資がかからないのも地味に大きい.

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タダでこの設備が使えるのは私のような楽器をやる人にとっては本当にありがたい.すぐ近くに鴨川があるので練習場所にはそう困らないが夏や冬の京都は過酷な環境であり,梅雨の期間も外で練習するのは厳しいのでそういうとにかく外に出たくないときにはありがたい.

デメリットは寮の部屋は四人部屋であること.プライバシーがあまりなかったりゲームをやりながら通話とかができなかったり,部屋が30㎡なので一人あたり4畳半程度しかなかったりするのがちょっとつらいがそれは元から知っていたしすぐに慣れる.部屋と考えずに寝床だと考えればそこまで悪くない.個人的に未だに不便だと思うのは水回りの話である.炊事場,洗面所,シャワー,トイレなどは部屋から出てそこまで歩かなければならない.実家にいるときにはなおのこと痛感する.部屋は狭いのに共有しているものが部屋の外に多すぎるのが嫌だ.シャワー室から出たならそのまま下着姿で部屋へ直行したいのだが倫理はこれを許さない.部屋の中は同性しかいないし何せ部屋の中なのでだらしない格好をしていても大丈夫だがトイレに行きたくなった際にワザワザ何か履物を履かないといけない.普通逆じゃない?!シャワーはプリペイドカード式なのだが私は整理整頓能力が最悪だし注意散漫でもあるのでしょっちゅう無くして天を見上げることになる.部屋の中でなくしたのなら見つかることもあるが,同じ部屋に他に三人もいるとひとり暮らしよりも探しものの難易度はあがるし,シャワー室に置いていった場合はほぼほぼ盗難の被害にあう.なんて治安の悪い…….あと炊事関連に関して言えば炊事場をみんなちゃんと掃除しないのでものすごく不潔.食べ終わった皿が蛇口の近くにゴロゴロ放置されている状態の場所で料理を作りたくない.そして冷蔵庫は基本的に一部屋に一つなのだが私の部屋の住人はみんな自炊が好きなので私が冷蔵庫にものを入れるスペースがほとんどない.これも私が京都にいる間は料理をほとんどせず外食で済ませる理由だ.

人間関係は人によったらメリットだし人によってはデメリットだろう.私はどうも思わない.一回生の最初から寮にいる人は人間関係が寮に閉じ込められている人も多いが私はニ回生の後期から入寮したので他のコミュニティにも人間関係のネットワークを張っているし寮では同じ学科の友達とその友達くらいしか絡まない.寮に住みたいと親に提案した時は過激派左翼のことを心配されたがまあほとんど心配ない.思想は緩やかに左よりな人も多いが,この年代ならちょっと革新的なほうがちょうどいいような気もする.それはそれとして時計台に登るのは危ないからやめたほうがいいと思う.時計台に登ることで他の学生に意見を共感してもらおうと本気で思い込んでいるから怖い.左翼に限った話ではないけど,閉じすぎたコミュニティはまわりが見えていないので怖い.京都大学に限って言えば上層部や京都市が結構学生に対してむちゃくちゃなことをしまくっているのでそれに対抗していった結果権威パンチを食らって処分された人は可哀想だと思うけど,中核派の人に対してはよくわからない.「思想の自由を守るべきだ」とは言うけど,私も左翼的思想の部分を指摘しているのではないと思う.中核派を名乗るのなら中核派というネームへこれまでの歴史でどのような印象がつけられてきたのか,名乗ることで世間にどのような視線で見られているのかは自覚したほうがいいと思う.

これまで長々と書いているのは少々暇だからである.本当ならお散歩しようと思っていたがスマホの充電がない.それなら少し充電してからいこうと思ったらやけに充電が遅い,というかちゃんと刺さってないような気がする.これ先月買ったものなのにもう不具合が出ているのか.この充電スピードの遅さは先月くらいから気になっていた.スマホの不具合かと思ったけど実家では爆速で充電された.なんでかと思ったらその充電器はワイモバイルの純正品らしい.私のスマホもワイモバイルで契約しているしやっぱり純正品を買ったほうがいいよな~と思って散歩先が三条に決まった.それはそれとしてせっかく三条に行くのなら色々見て回りたいし色々見て回るにはスマホの充電が20%ではあんまりにも心許ない.ということでPC版のリーダーを使ってFACTFULNESSを四章まで読んでいた.

原書の初版は2018年,日本語版の発売は2019年のことだが,2020年以降のこの世の中の状態も当てられているようで不気味に思ってしまった.それはこの筆者が人間の「思い込み」ではなく,数字から得られた「FACT」の読み取り方を熟知しているからであろう.特に直線本能に関してはこのコロナの情勢で資料の読み取りが出来ていない人が多すぎるので周知していきたい.グラフは直線的なものだけではないことを.それに恐怖本能もそうだ.マスコミはいつも情報を大げさに伝える.そのほうがウケるからだ.各章のタイトルには「本能」という文字が入っているが,これも思い込みで情報を処理することへの警鐘であろう.読めば読むほど2018年の本だと思えないし,未来の予測にはこういう風に考えればいいんだとわかる.

三条のショップに行ったら月末で在庫がないと言われた.そらそうか.いつ入荷するんだろう.とりあえず今は我慢しよう.そして三条に来たなら確実に行くのがジュンク堂書店.でも書籍は買わない.生協で買うとすべての本が1割引になるし電子書籍ならクーポンが豊富だからだ.紙媒体しかない本は究極の入手手段として中古もある.デカイ本屋はほとんどが情報収集のために来ていることになる.今日の収穫は心理学系の本と美術系の本である.山田五郎さんのYoutubeチャンネルやビジュえもんの影響で美術を再学習したいと思い,中学や高校の教科書を探していた.中学の美術の教科書は勝手に処分されていたし高校では美術を履修していない.中学や高校などで扱う教科書を見れば美術のかなり広い範囲を網羅出来て,興味のある分野を探せるからである.しかし,学校指定の教科書は基本的には市販されていない.一方でこんな面白いものを見つけた.

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これはかなり求めていたものに近いのではないかと思った.資格とその公式対策本のいいところはカリキュラムを設定してくれることである.大学で専攻しているのならそれほど必要性もないがそうではない場合は貴重である.何を学ぶべきかが設定されていると方針もある程度立てやすくて良い.しかも次の試験はオンライン開催とのこと.割と直前まで応募を受け付けているし三級くらいを目標に勉強してみようかな.ただ一つ気になるのが本の対象レベル.「一級~三級を受ける人へ」は流石に広すぎない?

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これは三条のジャンカラ前.私はこの光景が将来歴史の教科書に載ると思っている.「今はガマン!」の看板のインパクトが強大だ.

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サイゼリヤの今日のデッキ.ほうれん草のソテーは上から半熟卵をかけてさらに追いオリーブオイルと追い塩で最強になる.正直三皿くらいのサイズがあってもいいと思う.チキンは最高に美味しいのだけど唯一の難点としては提供速度.時間帯が忙しいのもあったのだろうけどほうれん草が届いてから15分くらい待った.そして半熟卵はチキンと一緒に来た.先にソテーと一緒に持ってきてと言えば良かった……

この記事涙出るくらい笑ったし最後のカービィの引用で感動の方の涙が出た.星のカービィの攻略本は人生の指南書らしい.そう言えばカービィは好きでたくさんゲームもやってきたけど攻略本は一冊も持ってない.マリオの攻略本も持ってないし単にスクロールアクションゲームの攻略本ってあんまり買わない気がする.逆にポケモンやイナズマイレブンやモンハンの攻略本はボロボロになるまで読んだ.豊富なキャラクターの全情報が乗っているのが面白いし何より妄想の参考資料になる.みんなも布団の中で妄想のポケモンとか自分がもしイナズマイレブンに登場したらなんの必殺技を覚えるかとかやったでしょ.ちなみにこの星のカービィ3 パーフェクトプログラムはカービィやチュチュ以外にもキャラクターがべらべら喋りまくっているらしい.カービィの世界ってそんな雄弁なキャラクターいないしそれがメタ的な攻略本の世界で繰り広げられているのならかなりの名著ないし迷著だと思う.普通に欲しくなってきた.

帰って明日から授業だしある程度準備しようと思ったら明日の授業は休講であるという知らせが来た.なんなら来週も休講らしい.明日何しよう.


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