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バケペンのレンズ、Pentax67 105mmF2.4を買いました!


GFXと共に

Xマウントを大幅解体し、最近はこんな感じで運用していました。

Xマウント
 X-E4 Voightlander35mmF1.2
Zマウント
 Z6ⅱ Voightlander40mmF1.2・Z50mmF1.8・Z85mmF1.8
Gマウント
 GFX50Sⅱ GF80mmF1.7

よく使うのが、Z6ⅱ。
これで大体のことは事足りるんです。
フルサイズに転向してから、「ピント面と背景の切り離し」という
個人的に最も欲しい要素にもあまり悩みは無くなりました。

Z6ⅱ Z50mmF1.8

でもですよ!物足りないんです!
やっぱりGFXの写りがあまりに唯一無二なんですよ!
GF80mmとお散歩して、ヘトヘトに首が疲れて帰ってきて、
レタッチしたらもう一目瞭然なんです。
作品性がもたらされるというか。。。

GFX50Sⅱ GF80mmF1.7

バケペンへの憧れ

やはり自分にはバケペンへの憧れが強くあります。
でも、デジタルの方が好きなんです。フィルムにしか出せない質感もある。
ただ、デジタルをいかに味のあるものにするか、という命題を自分の中に課しているところもあって。

その中で一回バケペンのレンズは使ってみようと思ったのが発端です。

色々と調査していると、FOTONEさんのブログを発見。

105mmはバケペンのセンサーサイズで使うと、55mmくらいの換算になるけれど、GFXで使うと80mmちょっとくらいになってしまう。それを、KIPONのフォーカルデューサーを使えば65mmくらいの画角でできると言うのだ。

FOTONEさんにも大変ありがたいことに、相談に乗っていただきました。
みなさんはとっくにご存知だと思いますが、FOTONEさんのブログ、とても参考になるのでぜひお見通しください。

というわけで、
・Pentax67 105mmF2.4(第二世代)
・KIPON フォーカルレデューサー
を合わせて購入しました!!

使ってみて雑感

抜群の写り。光と解像。

とりあえず写真見てください!全部F2.4解放。

まずは遠景。すごくしっかり解像しています。オールドレンズだとハイライトやシャドーが弱いことは多いのですが、現代レンズほど粘り強くなく、適度なところで光に敏感に反応してくれる感じがたまらんです。
色のりも良いからレタッチしやすかった〜!

接近して、マックスでこれくらいだったかな。もう一歩寄れたら嬉しいけど、
全然許容範囲。ボケもすごくしっかりボケているし、滲み方も玉ぼけも綺麗。
周辺が若干流れているけど、この写りの前に無力でしょう。
というか、この流れがいいんです。秩序だちすぎた絵はつまらない。

ゴースト・フレアは派手に出ます。でも綺麗なゴーストです。
これがすごく味になるというか。解像はしっかり目にしているのにフレア・ゴーストが起きるんです。ポヤポヤしすぎないのが、力強さを感じますね。

青に敏感な気がする…?

バケペンの写真とかを見ていて、写真全体のトーンをハイキーにしたときに、少し清涼感があったりするのは、レンズが青に対して敏感なところがあるのかも、と思っていて、なんとなくそんな機運を感じました。
でもこれはGFXの特徴でもありそうな気がするから、なんとも言えないですね。でも好きです。

重いのは分かっていたが、思ったよりは重くない。重いけど。

体感としてはGF80mmを持った時と大きくは変わらないです。
まぁ80mmが重いので、こっちも同じくらい重いんですが、それでもこの写りが体験したくてやってるんで。軽いカメラはもうちょっと年取ってからでもいいかなと。

若いうちはいっぱい重いカメラを振り回してやろうかなと思っております。

最後に

後日、Pentax67をつけてスナップしてきたものをまた別記事で載せようかなと思っています。その時はまた、お付き合いいただけると嬉しいです!

ではまた!

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