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第二種電気工事士を攻略する(技能編)

筆記試験からの続きです!

今回はそのあとの技能試験を攻略します。

時間がない

電気技術者試験センターのHPで受験案内を確認できますが、筆記試験から案外時間がない!というのが正直なところ。

筆記試験日程と技能試験日程が2ヶ月弱空いているので余裕♪

かと思いきや、筆記試験のWeb合格発表が筆記試験の約2週間後ですから、そこから部材を取り寄せて練習していても1ヶ月ほどしかできません。

しかし、筆記試験の問題は持ち帰れます。

なので模範解答を参照して自己採点、あくまでもWeb発表は確認で捉えておくと余裕を持たせることができますし、なにより合格発表後に部材を取り寄せる人は山ほどいるので、
納期が遅れる可能性も考えると…

結果、当日に自己採点しておくことを推奨します。
どの試験でもそうですが、夕方になれば調べてみるとどこかしら模範解答を出してますのでなんとかなります!

公式は試験日翌日に公開されるらしい。


自分はこれを買いました

試験に使う工具から、問題の施工方法を記したテキストから、部材も3周分ガッツリ揃えているこのセット!

そしてこちらも追加購入しました。

最初はテキストの作例と実際に施工した作品(自分で作ったものはこう呼びます)を見て、配線を照らし合わせて満足していたのですが…

実際に通電してみないと本当に正しいのかわからなくね?
と不安になってしまい購入。

テキストとにらめっこしての答え合わせは案外時間がかかるので、このチェッカーはすぐ確かめることができて助かりました。
間違えてたらLEDが点灯しないから、実に単純明快。

とはいえ、微弱な電流で確認できるってだけ。
スイッチのパイロットランプはさすがに点灯してくれないので、その部分だけチェッカーのLEDと繋ぎ合わせて念入りに確認はしていました。

そしてこれ!

アウトレットボックスと鉄管を接続して、ナットをプライヤーで締め付けて固定するのですが…自分が不器用なのかもしれませんが噛み合わせがイマイチで締まりきらず。
ただ、このマルチツールがやりやすい!
マイナスドライバーのような先端でスイッチ類の取り付けができますし、ナットの締め付けは反対側の大きな円で噛み合わせが良いので捗りました。

ということで技能試験で4万円強投資しました…お財布痛かったですorz
余った電線と使わない工具をメルカリで売って、多少はお財布を癒せたのでよしとします。

仕事で取らされるなら買ってほしかったけど、追加工具すら自腹じゃないと買えなかったし…資格取得に対する理解が低い会社はこれだから…

という前職含め社会に対する愚痴を挟みつつ

手尺と輪作りは大事

電球を取り付けられるランプレセプタクルや露出型コンセントの結線時には、電線の被覆を剥いて中の銅線をストリッパーで曲げての「輪作り」が必須。

輪、というよりは「?」を逆にした形。
回数をこなして素早く、苦にならないレベルまでやっておきましょう。

テキストだと3センチくらい剥いて、一息に曲げるような感じが写真付で載ってます。
個人的に慣れれば2センチくらいで充分。

あんまり銅線余らせても失格になるので…

そして手尺。
ストリッパーにもゲージがあるのでそれを使って作品を仕上げるのが時短には一番のように思います。

序盤は定規を当てて長さを測って…
でもいいのですが、ストリッパーのゲージでササッと測って電線を切っておくことを覚えておくと時短効果は大きいです。

ただ!本番に配布される電線たちはそこまで長くないです。余るか余らないギリギリのラインですので、正確にカットできるのが何より大事です。
輪作りが慣れれば多少短くてもいける!
てな要領で慣れれば、教科書通りの長さでカットしなくても上手くできたりしますので結局、慣れが肝心。

問題、公表されてます

先ほど紹介されたテキストは問題集ですが、予想問題ではなく公表問題。
つまり「この中から必ず出題される」ということです。

ただ公表されているのは単線図です。
作品にするには複線図に直して、そこから電線をカットして器具を結線して配線を繋げて作品が完成します。
10数問ありますが、3周もすればだいたい掴めてくると思います。
慣れたらタイマー使ってスピードを上げていくことも忘れずに。

ただ!運転免許の卒検よろしく、技能試験は失格項目があると他がどれだけ良い施工でも問答無用で不合格行きです!
線間の長さがパッと見でわかるくらいに足りない、多いで一発不合格にはなりませんが、スイッチに電線を奥まで差し込んでいるのに銅線が見えている等は一発不合格!
そこらへんの不合格基準も部材に付いているテキストに書かれていますので、そこは気をつけて答え合わせしてください。

問題が折角公表されているのでガチガチに対策していきましょう!

ただ本当にこればかりは慣れです。
ひたすらやりまくってください!

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