漢字検定準1級から始めた資格取得シリーズも先日、ついにここまで。

漢字検定、メンタルヘルスマネジメント、FP3・2級…今までこのnoteにアップしてきましたが、ついに先日就職してから10個目の資格を取ることができました。

昨年は2ヶ月連続、今年は3ヶ月連続で受検するというスパートをかけて8年目で10個、厳密に言えば入社3～4年目から始めたのでもっとスピードは速いですが、我ながらここまでこれたことに喜びを感じています。

そもそもはじめたのが「仕事終わりに寝てばかりで日々を無駄に消費しているから」「無学だから知識をどうせなら取り入れておきたい」というひょんな理由でありながらも、長いスパンを設けながらコツコツ取り組めた継続力に自信を感じた今日この頃。

泊まり仕事で夜を明かし、帰ってきても夜まで寝て1日が終わる…そんな生活サイクルを2年ほど過ごしてもったいないことに気づいたあるときに考えました。

他の記事にも書いてますが、夜を大して寝ずに過ごすと予想以上に頭が回らないんです。
逆に寝て過ごすと体力は回復しますが、他のことができない…
仕事だから。とはいえずっとやっていたらダメになる、と一種の危機感を感じたのがほんのきっかけでした。

鉄道従事者の中にはこの年中無休、シフトに従って盆暮れ正月も関係なく泊まりで仕事して、帰って寝る、といった極めて単一的なパターンのせいかは判然としませんが「うつ」になりやすいのだそうです。
私の周囲でもそうして辞めていった方が何人かいました。

まさに、その自分もその「うつ」になりかけていました。
インターネットの簡易的な診断で軽度なうつだと表示された画面を見てハッと我に返りました。

その打開策のひとつ、現状をどうにかして砕く術として思いついたのがこの「資格取得」でした。
考えからしたら思いっきり肉弾戦のパワープレイですが、新しいことを始めるにはこれくらいのパワーが無ければ難しいものです。

そうして出会ったものから自らの長所も相まってようやくカタチにすることができたのかと思っています。

なんかやる気が出ない、する気が起きないという方がこのコロナ禍のせいで増えていると聞きました。頭のどこか片隅でやりたいけどいまいち…と感じている何かを蓄えたパワーで一気に発進してみると良い方向に行くと思ってます。

頑張れと言うのは簡単です。でもそういう気分の人は生きてるだけで頑張ってるんです。だからこそ、自分からエンジンを吹かさないと新しい目的地には進めない。

好きなもの、ほんの幸せをパワーにして、それを燃料に何かに懸命に取り組んでみれば必ず何かが見えてくることを願ってます。