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危険物取扱者乙種第四類(乙四)を攻略する!

「おつよん」という言葉を聞いたことがありませんか?

ガソリンスタンドのような危険物を扱う場所にはなくてはならない資格…それが危険物取扱者です。

今回はその危険物取扱者試験のなかでも最もポピュラーかつ、危険物の中でもこれ一つでほぼ全ての危険物を扱えてしまう「乙種第四類(以下乙四)」のおすすめテキスト・問題集と勉強方法をご紹介します!

概要

全ての危険物を扱えるようになるには「甲種」ですが、指定された類だけ扱えるのが「乙種」、さらに限定されたものだけ扱える「丙種」もありますが、危険物の9割が引火性液体です。引火性液体が危険物の分類で第四類にあたるため乙四の需要が高い、というわけです。

出てくるものもガソリン、軽油、重油だったりとポピュラーです。それも相まって「危険物取扱者=乙四」と言われるくらい圧倒的な人気を誇る国家資格です。

出題と合格基準

3つの科目に分かれて出題されますが、なんと35問しかありません。

ただ合格基準は

「科目ごとの正答率が60%以上」で合格とやや厳しめです。

少ない問題数ですから、捨て問はないと思っておいていいでしょう。

おすすめテキスト

ユーキャンの乙種第4類危険物取扱者 速習レッスン

テキストならこちらです。項目ごとに確認問題もあり、巻末には予想模擬試験問題が2回分収録、試験前に役立つチェックポイント付録も入っているという充実のテキスト。見やすいのもおススメしたいポイントです。

最初に流し読み、1回読み込んで、あとは語呂確認に開くくらい。付録と語呂だけ試験前に総ざらい。試験前に読んでおくことをおススメします。

おすすめ問題集

本試験型 乙種第4類危険物取扱者資格試験問題集

速習レッスンだけだと本試験型の問題が少なかったので追加でこちらも購入。歯ごたえのある問題も入っており、回数をこなすのにも役立ちました。全8回分が収録されています。回答の解説にもページが多く割かれていたのもプラスポイントでした。

自分はテキストを読んだ後これを4~5周やって仕上げにかかりました。

<攻略①>重要箇所は語呂で覚えろ!

乙四攻略の近道は「語呂で覚える」ということ。数も多いので、語呂だけでなくそれを意味する語句も覚えておきましょう。

例えば、指定数量なら

50過ぎ、フラれて(200)ヨレレ(400)ワンさん(1,000)は、通算(2,000)無産(6,000)で最後一番(10,000) です。

これは指定数量が特殊引火物なら50L、第一石油類が200L、アルコール類が400L、第二石油類が1,000L、第三石油類が2,000L、第四石油類が6,000L、動植物油類が10,000Lを意味しています。

※これはユーキャンのテキストに載っていた語句なので、他のテキストを選ばれていると語呂が違うので…覚えやすいほうで覚えましょう!

語呂で覚えて、問題を解いたときにその語呂で答えを瞬時に導き出せるようにインプット・アウトプットをキッチリ行っておくと良いです。

語呂を全部羅列するとキリがない為割愛しますが、この語呂で覚えた!懐かしい〜!
って思ったのでリンクさせていただきます↓

自分はこれで覚えました!
語呂がスラッと出てくるのは良いのですが、本来の意味がわからないと覚えた意味が…ってことがあるのでそこは注意です。

<攻略②>見直しはキッチリ!

覚えてきたら律儀にやる必要はありませんが、最初のうちは丸つけしても正解した答え、その他の選択肢はなぜ違うのか説明できるようにしておくと応用が効きます。
間違っている問題はもちろん、見直しもキッチリやっておきましょう。

確実にいきましょう

科目ごとに60%以上の成績で合格のとおり、合格率は受験者のわりには40%程度と少なめです。ただ、需要が多い資格ですから東京の会場だと月に2~3回は開催されるほどのハイペースで行われているので勢いで決める必要はありません。

試験日程がサイト上にアップされているので照準を定めて、そこから逆算するかたちで勉強していくと集中力も高まって良いと思います。

自分の場合、1ヶ月あれば充分に合格できるレベルに到達できました。

サイトで調べると「2週間で合格!」とか最短で「5日で取った!」というのもありますが、高頻度で行われているとはいえ、浅漬けでアタックして砕けてしまうよりは少し時間をかけて問題集を4~5周、テキストも語呂まで読み込んで確実に仕留めたいところです。

扱っているものがポピュラーなだけに需要のある人気国家資格の一つです、手軽にスキルアップしたい方に猛プッシュしたい資格です!

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