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フィンランドと体内時計と体調管理

今朝のNKHのあさイチでやっていた特集を頷きながら観ていました。

それは私が学んでお伝えしている内容だったから・・・そのまま生活に根ざしているのを見られて、なんだか嬉しくなっちゃいました。

フィンランドなどの北欧諸国は、白夜や極夜があります。
ありますなんて言って〜極夜って言葉は聞いた記憶がありませんでした(笑)

一日中太陽が出ている白夜
一日中太陽が出ない極夜

極端に感じるのは、体験した事がないから私の中の普通ではないから。

極夜はずっと夜の状態です。

人の体にどういう影響を与えるかというと・・・気分が落ち込んだり、やる気が出なくなったり、鬱のような状態になりやすいです。
これ、極夜ではない日本でもあり得るのです。

では対策は?
どうしたらいいのか?


①明るい光を浴びる

私たちは体内時計を持っています。
なぜか、その時計は25時間なのです。
という事は、24時間の生活に若干合わなくなってきます。

でも、体内時計は明るい光を浴びると24時間にリセットされるのです。
太陽が一番良いですが、曇の明るさでもリセットされます。
朝はカーテンを開けて、一日を快適に始めるといいですよね。

明るい光を浴びるとメラトニン(睡眠ホルモン)が抑制されます。
だから、朝に明るい光(太陽)を浴びるとスッキリと起きられます。
逆に夜、いつまでも明るい光を浴びているとメラトニンが抑制され続けて、スッキリと眠れなくなります。

②毎日同じ時間に起きる

この体内時計、一日の体の調整をするホルモン分泌や体温調節などを司っています。
サーカディアンリズムといいます。

太陽の光を感じて脳のコントロールルームが調節を始めて、内臓の機能のリズムを整えていきます。

③ご飯を食べる

ご飯を食べるとセロトニン(幸せホルモン)が分泌されます。
昼間はセロトニンが分泌されることで快適に活動できます。
セロトニンの分泌が不足すると、メンタルに影響が出てきて鬱っぽくなってきます。

セロトニンの分泌を良くするのは、必須アミノ酸のトリプトファンです。
これは、肉や魚、豆腐や納豆、乳製品などに含まれています。
バナナもありますから、バナナ+ヨーグルトもいいですね。

④運動をする

運動をする事で更にセロトニンが分泌されます。
一生懸命に運動しなくても、家事をしたり、歩いたり、普通に動く事が大切です。

あ〜私も動かなくちゃ(笑)


昼間はセロトニン、夜はメラトニンが分泌される。
メラトニンは起床後14時間〜16時間後に分泌マックスになるから、起きたい時間から考えて寝る。
この習慣をつけるとgood


フィンランドではこれが生活に根付いていて、自分の体調を整えるためにやるべき事が習慣となっているのですねぇ。

日本でも・・・夜遅くまで塾通いしているお子さん、お仕事パターンが不規則な社会人、ついついスマホやテレビを手放せない人、などなどの「寝られない」と悩んでいる人がいたら、少しずつ試していただきたいです。

#日本成人病予防協会 #生活リズムアドバイザー #健康リズムカウンセラー

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