海外より遠い東京都小笠原村

今回は、学生におすすめしたい旅先
『小笠原諸島』についてご紹介します💡

私は2023年6月に初めて小笠原諸島に行きました✨
なぜ行ったかというと…

『世界遺産を見るor触れたい』『綺麗な海で心を癒されたい』『1週間以上は現実逃避したい』と旅行計画を立て始め、そんな時に出会ったのが小笠原諸島でした💫


 1.小笠原諸島について


小笠原諸島は、東京から南へ約1,000キロメートル先にあり、父島・母島・硫黄島など30ほどの島々です。
空港がないため、東京竹芝桟橋より船に揺られること24時間、やっと辿り着けます🚢
定期船おがさわら丸一隻で往復しているので、一航海最低6日間はかかります。天候による欠航を心配すると思いますが、島民の食糧や日用品なども運んでいるので、ほとんど欠航にはなりません!

おがさわら丸で24時間


▪️日本で4番目の世界自然遺産
2011年に世界自然遺産に登録され「東洋のガラパゴス」と呼ばれるほど、貴重な動植物が多いのが特徴です。
【アオウミガメ】
日本最大級のアオウミガメの繁殖地としても有名で、5〜8月の産卵時期になると浜に行けば海に潜らなくても間近で見ることができます!さらに運が良ければ、夜中に産卵しているアオウミガメを見られるかも!?(私は毎晩行きましたが、見れませんでした)
また、小笠原ではウミガメをお刺身や亀煮などで食べる習慣があります。
【ハハジマメグロ】
有人島では母島のみに生息する固有種・特別天然記念物・絶滅危惧種の野鳥です。
【マッコウクジラ・ザトウクジラ】
クジラに出会えるチャンスが多い!マッコウクジラは通年、ザトウクジラは冬〜春にかけて目撃情報があります。実際に島民の方も「毎年クジラを見てる」とおっしゃっていました。
【グリーンぺぺ】
温暖多湿な小笠原諸島と八丈島に自生するきのこです。
暗闇で光る姿はとても綺麗で神秘的です!

 2.学生におすすめする理由

▪️時間がある時じゃないと行けない
前述した通り、移動に24時間かかること、行ったら最低6日間は帰って来れない場所です。
『旅行は学生の時に行っておいた方がいい』や『社会人はお金はあるけど、時間がない。学生は時間はあるけど、お金がない』とよく周りから聞きます👂
私も学生の頃に社会人の方から、耳がタコになるくらい言われました🐙その頃はそんなに気にしていませんでしたが、社会人になった今、そしてコロナ禍を経験したからこそ、行きたい時に行きたい場所に行けるのはとても幸せなことだと強く思います!

▪️リゾートバイトで稼ぎながら楽しむ
「時間はあるけどお金がないから行きたくても行けない」を解決できる方法があります。
それは「リゾートバイト」
私が父島で泊まったホテルは、ヘルパーと呼ばれる住込みのアルバイトの方がいました。
朝食と夕食のお手伝いがメインなので、それ以外の時間は、自由時間!またリピーターも多く、現地での仲間も増え、とても楽しそうで羨ましく思える程でした。

入港日
台風とともに小笠原に到着


 3.海・自然・歴史を感じる

ダイビング・シュノーケルなどのマリンスポーツが楽しめるスポットがたくさんあります!
私のおすすめは、マイシュノーケルを持って、水着で原付バイクに乗り、海岸を回ることです。水着が乾く頃には、隣の海岸に到着⛱️


また珍しく浜からシュノーケリングで行ける距離に沈没船があり、見応え十分。

沈没船


その綺麗な海に囲まれた小笠原諸島ですが、忘れてはいけない歴史もあります。
第二次世界大戦の際、日本の重要な拠点であり、最後の砦でもありました。今では自然豊かな島ですが、当時は激しい空爆に襲われ、島中には大砲などが残されていて、歴史を感じます。

丘の上にある大砲


まだまだたくさんの魅力がありますが、
【百聞は一見にしかず】
ぜひご自身の足で訪れてみてください💡

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