東京ガスのCMが好きだ。よくYoutubeとかで「泣けるCM」「感動のCM」とかで探すと常連の如く入っているシリーズ。中でも渡辺えりさんの『母とは』は20回は観ただろうか。

とりあえず未見の方は、このCMをご覧になってほしい。

このCMの一番の成功ポイントは共感度が高いということだろう。「母は、電話の時との声が違う」とかはよくあるとしても、「ご飯だよ」ってて呼ばれて下に降りたらまだ出来てなくて、ソファに座ってテレビ観て待ってたら、「早く食べちゃいなさい!お料理冷めちゃうじゃない!!」って怒られて、なんて事、そうそう、我が家もよくあった。きっとCM作った人か東京ガスの人かわからないけど、「うちはこんな事があってね。。。」って沢山母ちゃんネタを出したんだろうな〜。あ〜、その打合せ現場に同席したかった。

感動させよう、と盛り上げるドラマや映画は沢山あるけれど、何気ない日常の中で感じる家族への想い、とか、何年か経って思い出す大切な人とのやりとり、とか、とても上手に演出していて好きでした。
青木さやかと娘のやつも好き。

最近はあまりこういうの作らないみたいでさみしいです。