見出し画像

第23節 vsNACブレダ マッチレポート

3連勝中で迎えるNAC戦。相手は最下位なのでここで勝ち点を落としたくなかった。だが、スコアレスドロー。NACの術にハマってしまう結果となった。

〜スタメン〜

(公式HPより)

ホームのNACは一見すると3バックのように見えるが、実際は両サイドの選手(23番と46番)の選手が下がって実質5バックの形を作っていた。

アウェイのフローニンゲンはおなじみの4-4-2。顔ぶれも変わらない。

〜NACの守備固め〜

NACはかなり引いて守っていた。堂安がボールを持つと真ん中を固めて前にいつも2,3枚はつくようにする。

(FC Groningen TVより)

こうなると相手を何枚か交わさないといけないので大変。では、どうするべきなのか...。

※黄→NAC 黒→GRO

あくまでNACの基本陣形はこちら。サイド2人が守備におりている。

フローニンゲンは基本的にレイスやメミセがボールを出したあとにマヒ、シールハイス、堂安、ブルンスの4人で攻撃開始。

たとえば、堂安の位置をもうちょっと右にずらしてもらってボールを出す。すると、守備陣は必然的に堂安に視線が向く。まだ、これでも右には広大なスペースがある。

そこに右SBのゼーファイク(42番)に攻撃参加してもらうと、よりワイドな視点での攻撃ができると思う。とくにこの試合ではサイドにフリーな選手がいたのに活かせなかったシーンが何度があった。

ちなみにポイントは2つ。

堂安はサイドに張りつきすぎない

あまりサイドに張りつきすぎるとSBが上がりづらいし、必然的にゴールに遠ざかる。だから真ん中少し右に位置取りする。

相手DFの視線を動かす

これが一番大事。中央だけで攻めてくるチームとサイドも使って攻めてくるチーム、どちらが脅威かと言われれば、間違いなく後者。堂安はもう完全にオランダ国内であればどこのチームからも一目置かれ、試合中には自由にさせないように潰してくる。ならば、それを利用してチャンスメイクする側に回ってもらう。

〜順位表〜

(Twitter @eredivisieより)

あんだけ混戦だったので順位変動するかなと思っていたが、変わらなかった。依然9位のまま。ユトレヒトが引き分けたことにより7位との勝ち点差も変動なし。ただ、ウィレムがAZから勝ち点3を奪ってるので、下からの突き上げもプレッシャー。

〜追記〜

次節は3/3(日)の日本時間22:30からなんですが、フジテレビNEXTで無料中継するみたいです。板倉滉選手のデビューにも期待ですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?