先日、推しがデビュー記念日を迎えた。自分や家族の誕生日の次に大切な日。自分の予定は詰まっていたはずなのに、朝からどこか浮き足だっている自分がいた。推しの特別な日だからだろうか。

ちょっとだけ寂しい。私から見て推しはいつも同じ場所にいるはずなのに、学生時代にあった推しへの熱い、熱い想いは、年齢を重ねるごとに薄まっている気がする。推しが人気になっていって、遠くに行っているような感覚もないわけではない。それ以上に、あの頃の熱量が戻ってくることはもうないのかもしれないと思うと、心に寂しさが湧き出る。でもあの頃は、若気の至りだったのかもしれない。大人の階段を1段ずつ上っている証拠なのだろう。

ゴールデンウィーク間近。予定は特になし。連休中は家に引きこもることになりそうだ。

子供の頃は、家族で旅行していた。地元の近辺ではなく、地元から遠く離れた場所を数多く訪ねてきた。美味しいご飯をたくさん味わったし、いろんな景色を見てきたし、地元で味わうことのできない独特の空気を胸一杯に吸い込んできた。

大人になるにつれて、そういう機会がどんどん減っていった。私も兄弟も大人になって、家族が揃う機会すら減っている気がする。ゴールデンウィークがただの連休になったのはいつからだろうか。

まあでも、連休明けに地元の外へ飛び出す予定をいくつも入れたから、連休くらいはのんびりしようと思う。皆様もどうか、よい連休を。