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The Catapult 2024/05/03事前構想

今日もザ・カタパルトの構想を立てていこうと思う。前回は電磁式カタパルトについて調べ、その難しさに簡単に電磁式案を投げ出してしまったのだが、その後私はどうしても諦めがつかず、仙台高等専門学校で電気分野を専攻している友人に素人が電磁式カタパルトを再現することができるのか質問してみた。答えは… No‼︎
簡単に不可能だと言われてしまった。何なら私(高専生)ですら厳しいよ。と…
かなり難しいんだろう。もう完全に電磁式から手を引くことにした。

第二章 火薬式カタパルト

次は火薬式について考えてみることに。火薬式カタパルトの歴史について調べたところ「呉式2号1型」が旧日本海軍初の火薬式カタパルト実用射出機であり。その登場はざっくり80~100年ほど前のものである。

https://images.app.goo.gl/MQZDS1yEUb9U61gC9

こうみると100年前のテクノロジーならば電磁式よりもはるかに再現しやすそうだ。

YouTubeに艦上機がカタパルトから射出されている動画が公開されていた。旧日本海軍の艦上機もカッコいい、ロマンがある。

さて火薬式カタパルトを製作すると仮定して、自分なりの問題点をまとめてみた。

・火薬の調達、運搬。
・火薬の取り扱い。
・火薬を用いた射出実験、加工を室内でできるのか?
・最終打上場の体育館は火気厳禁ではないか?

個人的には3~4番目が気になるところ…ここばかりは私の力ではどうすることもできない。もしこの記事を読んでいる素材造形の先生方がいればコメントなどしていただけるとありがたいです🙇

とりあえず火薬式カタパルトのおおまかな案を考えてみた。

火薬の分量や種類などを自分なりに調べ調合するのは骨が折れるし、何より危険なので、市販されているロケット花火をうまく機構に取り込めないか考えることに。

https://images.app.goo.gl/X8QxA7BrS21fRviT7

最初に思い浮かんだのはこのタイプである。

この推進力素晴らしい‼︎ 
カタパルトにもってこいだと思いつつも最後の爆発が無駄だなー、打ち上がるだけの都合のいい花火ないかなーと思い更に花火を調べていると…

https://images.app.goo.gl/Ux6taMQT8KxuhFh37

パラシュート花火という商品を見つけた。

こちらの方がロケット花火に比べ推進力もあり地面に対し垂直に飛び上がっているし頂上付近での爆散も威力が小さく扱いやすいのではと考えた。今度実際に購入し打ち上げて比較してみようと思う。

機構を考える

次は機構を考えてみることに。

https://images.app.goo.gl/SbjHg2B7HWFeUeLu8

火薬式カタパルトの図面を発見したのでここから考察することに。

カタパルト下部の筒「これからは爆発筒と呼ぶ」で矢印方向に爆発が起き糸が引っ張られ、滑車を伝ってその動力が機体に伝わっていると分かった。

おおまかな機構を理解し再現可能だと思ったので私なりにザ・カタパルト用の図面を描いてみた。

簡素化し最低限の機構しか描かなかったがこんな感じだろう。私なりのキーポイントは大きく4つ。

・花火の暴発の防止。確実に着火し発射できる機構を作る。
・しっかり動力を伝えるために糸をピンと張る。
・爆発筒内部、その他の部分も摩擦をできるだけ減らす。
・全てのパーツやそれらの接合も爆発の威力に耐えれるものにする。

これらを踏まえこれからも事前構想を練っていこうと思う。キリがいいので今日はここら辺で…










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