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社名と役職無しで同じ仕事できますか?

皆さん、ベトナムからこんにちは!

私はこれまで世界中の人とプライベートでもビジネスでもやり取りしてきておりますが、日本ほど「会社の知名度」や「役職・肩書」にこだわっている国も居ないのではないかと感じました。

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名刺交換の時や取引時の、相手の信頼度や期待値等を企業名や役職で判断してませんか?

もし、あなたがグローバルなキャリアを積みたいなら、、、

これ辞めた方が良いです


もし、あなたが海外の会社と取引する機会があったとして、大概は相手の会社名なんか知りませんよね?

例えば、”私はフランスのグロース社のマーケティングマネージャーです。”と言われても、知らない会社だな~位のリアクションだと思います。「ルイヴィトン」位のグローバル知名度があれば別ですが。。

という事はあなたが気にすべきは、相手の社名や役職名よりも「人」に着目してその人のパーソナリティそのものをビジネスの相手とすべきなのです。

そもそも商談や連絡をする相手が海外企業であった場合は、相手のポジション等はいちいち気にしなくていいです。

特に商談相手やコンタクトパーソンが1名であれば、その人に決裁権があることが多いです。日本の企業みたいに、いちいち何人もの無駄な人を通してダラダラと決める事は非常に稀です。

肩書にこだわっているとグローバルな環境ではネゴシエーションが出来なくなります。商談中のネゴシエーションスキルは非常に重要です。相手や自分の肩書なんかきにしていたら、ネゴシエーションなんか出来やしないですよ!!

あなたの肩書なんか世界に出りゃ関係ないんです。

日本企業が敬遠されるのは商談にも関わらずに””交渉や決断をしない””からです。

名刺交換も商談後や途中で”はいよっ!!”とサクッとフリスクくれる感じで渡されます。(笑)

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まっ、何かあったらここメールしてね!って感じで良い意味で軽いです。


先日こんな事例がありました。

ある日本の自治体のフィンランドでの旅行博出展事業で、受託している代理店の担当から、(フィンランドのサプライヤーにツテがあるか?)と依頼され、現地サプライヤーを探して紹介しました。

そしたら、(英語が出来ないんです。。)とお決まりの文句で泣きつかれ、永遠と無駄なやり取りを無料通訳者として使われたのですが、この時に日本の代理店の海外支払いが遅れる事が2回も発生ありました。

私・・(現地サプライヤーには急な対応してもらったんですよ?せめて確実な期日位決めてから連絡してください。)

代理店・・(でもお客さんは日本で有数の大企業で〇〇社ですから必ずお支払いは出来るので大丈夫です。と伝えてください)

私・・(海外で〇〇社の知名度なんか無いですが。。。しかも支払い遅延と関係ないでしょ)

こんなバカなやり取りしたのですが、”世界は日本のルールが当たり前・日本時間で働いている・週末も日本みたいに仕事の連絡できる。”と本気で思ってる大企業と日本社畜文化信仰バカが多いです。(笑)

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”時は金なり!”

なんてよく言ったもんで、日本人は世界でも時間を守ると誇っておりますが、そもそもの業務やプロセスが非効率すぎて時間を大量に無駄使いしているので本当に本末転倒です・・・

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先日、国連演説で小泉大臣が「Japan keeps time」と言って(笑)を取ってましたが、「そっちじゃねーし!!」と私は1人で突っ込んでおりました。


私はこれまで、大企業の社員としてで働いた事は1度も無いですが、大企業の人と働く事はあります。

どっちが良い悪いではありません

もしあなたが大企業にお勤めだとして、

*社名や役職を公表しないで営業した時に、同様のパフォーマンスが発揮できますか?

*完全に個人のパフォーマンスで同じ商品やサービスが売れますか?

これ、YESと自信もって言える人は本当に少ないと思います。

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特に大企業の場合はどうしても必要なリソースを細かく切り分けて人材を当てはめていくパズル的な配置になるので、個々のスキルや得意不得意が優先される事はあまりないですよね?平均人間がいっぱい欲しいんです。。

私が零細企業で仕事をする理由は「自由度とマルチタスク」の2つです。

私なんか、自社4か国海外グループで合計30人位しか居ない会社に所属してます。ましてや、私の担当するベトナムやタイ市場では私とアシスタントの女の子1名だけで回しておりますが、十分です。

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つまりは自分が「マネジメント・営業・企画・経理・経営・人事・デザイン当」全てやらなきゃならない状況を作ってます。人を雇えと言われますが、私は”1人で何でも出来るスキルと経験”を身に着けて自由に仕事がしたかったので、この選択をしました。

個人事業主的なポジションですね。

どっちが良いかはその人の性格にもよりますが、これを3か国でやってきたので31歳の今では”世界中で何でもできる”と言い切れます。

そして、私は日本企業へ新規営業する際も自社会社説明は適当に省略します。海外企業相手に至っては一言で済ませます(笑)

だって、相手からしたら貴方の会社の成り立ちや歴史なんて正直どうでもいいんですよ。。。

そこじゃなくて貴方自身や相手のメリットを訴求すべきです。

これがグローバルスタンダードだと思いますが、商談相手も私の肩書や企業名なんて微塵も興味ないです(笑) 【*いい意味で】

ましてや日本の企業でも私所属する企業の社名なんて知ってる人いませんから。(笑)

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でも、私は日本人なら誰でも知ってる超大手企業の人から仕事を委託頂きます。その人たちは私の会社の事なんかほぼ知りません。社名も役職も無しの付き合いです。

先日も、何度も会っている仲の良い超大手企業の方と私の車でドライブ気分で一緒に営業に行った際にも「えっ、〇〇さん一応社長だったんすね!? 知らなかった!!w」なんて言われましたが、私は肩書で関係を構築していないからです

だから、こういう関係は互いに転職や独立てもフェアで良い関係が継続できます。

日本のビジネス文化があるので、名刺交換をするな!と言っている訳ではありません。

◆ 大企業〇〇社のだから・・・・

◆ 部長さんだから・・・・

という肩書を気にしてちゃいつまでたっても日本の並みの人材で終わりますよ?というだけの話です。

◎ 〇〇さんだから・・・

という肩書を無くした状態での関係を意識すると距離が縮まったりするのです。ビジネスも政治も結局は”””人と人のつながり”””なんだと、31歳になり意識することが多くなりました。


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ノマドという言葉がありますが

私は会社で月50万の給与を貰う課長より、身一つで月20万稼げる個人の方がよほど優秀だと思いますし、なにより羨ましいです。

ブログのアフィリエイトで月に数百万円稼いでいる人や、個人として企業から大きな案件を業務受託しているデザイナーやプログラマー、個人コンサル的な仕事でガシガシ稼いでいる人は確かにいるのですが、本当に尊敬します!!

私なんかは所詮はサラリーマンです。

ゼロイチで稼いでいる人はマジ尊敬します。

あくまで私の価値観ですが、早くそうならなきゃいけないと強く思う日々です。


好き・コメント等お待ちしております。(^-^)


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